懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺民家 ハッポーのある家

2014年07月30日 | 茅葺き民家
撮影場所 新潟県村上市

山形県鶴岡市から新潟市まで一般道を南下し茅葺民家がないか探す。
探すというより茅葺民家が残っていそうかどうか確認していった。
しかし、昔の民家が少なく新しく建て替えている。
昔ながらの田舎の風景も少ない。
この日は旅行の最終日、新潟まで下り高速でその日に帰らないといけなかった。
じっくりと脇道散策はできなかった。
羽越線沿いに走る。私の持っている昔のカラオケのレーザーディ久の「悲しみ本線日本海」は羽越線の風景だった。森昌子の歌った悲しみ本線日本海は冬の日本海沿いの羽越線がぴったりだった。ここを走ったのも一般道で下関から竜飛岬まで走る一環であった。
この日は風も強く笹川流れを走る時は潮をかぶり路面は海水で濡れ二度と走るものではない。


村上市に入りやっと茅葺民家を発見する。民家の中央に煙抜きのハッポーのある民家だった。
家の中央部に煙抜きのある民家は少なくなった。
山形県鶴岡の郊外で見た民家と似ている。
旧南部地域の草棟の民家民家に見られる。今の時代は煙抜きも必要でない家が多い。煙抜き部を撤去して葺き下ろしたほうが構造的にも簡単におもう。
しかし、写真撮影する者にとってはハッポーは家の顔でありこれが無いと鼻のない顔になる。

鶴岡市郊外の民家


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