懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行 NO,539 茶畑のある風景

2020年06月18日 | 日本茅葺紀行
撮影場所 兵庫県丹波篠山市
茶畑と茅葺民家は少なくなった。
静岡県には重要文化財の民家と茶畑が撮れるところがあるが、それ以外では奈良県、兵庫県、島根県くらいのものか。鹿児島県の頴娃(えい)町は茶畑は延々と続くが茅葺民家がない。

小規模の茶畑は廃業している。茶は家庭では飲む人が減っていると思うがペットボトルでの生産が堅実なため生産量は維持できている。
YOUは何しに日本へを見ていると外人でも茶の魅力に虜になった人が結構いる。
産地の静岡に体験に行く人もいる。
あんな渋くて苦いものを口にするのかと思ったら、茶の甘味と旨味、渋みが堪らないという。外人も日本の文化や生活をよく勉強している。

あるクイズ番組を見ていたらヨーロッパに茶を初めて輸出したのはどの国かという質問だった。日本からオランダへ平戸から輸出されたのが初めてだそうだ。
その後、日本は鎖国政策になり、イギリスが中国から発酵茶を輸入した。茶の輸入を巡りイギリスとオランダで貿易戦争があった。ヨーロッパでは寒すぎてお茶はできなかったのであろう。日本ても新潟県の村上市が茶の北限と言われている。

インドやスリラランカで茶の栽培を始めたのは1800年代の植民地になってからだそうだ。イギリスという国は酷い国だ。植民地と奴隷の売買、アヘンで廃人にする。今の時代になってもその怨念は消えず。

日本に中国から茶を初めて持ち帰ったのは禅宗の僧侶、栄西と言われている。
修行の眠気防止と薬として持ち帰ったと言われている。

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