懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺き民家 京都府京北町の民家

2020年06月08日 | 茅葺き民家
京北町は現在、京都市に編入された。
平成の大合併で、京都市と言っても福井県近くまで隣接している。
茅葺き民家の家は敷地も広い。田舎でないと土地の広さは得られない。

茅葺き民家は家の、混みあったところは似合わない。山があり田があるところが似合う。人は少なく店はなく静寂である。
人の生活の音がすくない。都会の人はさぞかし寂しく感じるであろう。
カエルや虫の声、鳥の声がやたら大きく聞こえる。
都会の人は車や電車の音、店のある賑わいが無いと寂しくて暮らしていけないだろう。

山の中の静かな集落に住む人から、ここは住みやすいよと聞く。
ここはいいところよと、勧められた事が何度かある。
しかし、どこも住めば都である。土地での楽しみがあるはずだ。
我々からすれば都会は住みにくいと思うが、高校を卒業しても地元に残るのは35%が現実だ。