懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

ややこしい、ショウブ、アヤメ、花ショウブ

2020年06月06日 | 日記
端午の節句に菖蒲湯に入る話になった。
年寄ばかリだが菖蒲湯に子供を入れた事がないという。
菖蒲がどこに生えているのか知らない人が多いのも驚いた。
私の住むところは、干拓地で用水が張り巡らされている。自然の用水には菖蒲は生えていた。水路もコンクリート三面張りになる以前は泥に生えていた。特有の匂いがするので切って匂えばわかる。
外の葉を剥ぎ水洗いして何枚か紐で結び風呂にいれた。子供が小学生頃まではやった。
今も菖蒲は池などには残っているとおもう。花菖蒲と端午の節句に使う菖蒲は
全く別物だ。アヤメ、カキツバタ、花菖蒲の類は分かりにくい。
いずれアヤメかカキツバタの言葉がある。花はよく似ている。しかし、育てる所が全く違う、アヤメは畑に植える。カキツバタは水の泥の中。

ややこしく、しているのはショウブとアヤメの漢字である。共に菖蒲と書く。
私は70歳になって初めて知った。奈良県の近鉄沿線に菖蒲池と言う駅がある。アヤメケ池と読むそうだ。昔はここに遊園地があったそうだ。ネットで見てもショウブもアヤメも菖蒲と書いてある。