懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行 NO,524 奈良県都祁村の民家

2019年09月16日 | 日本茅葺紀行
奈良県の市町村名は平成の大合併まで難しいのが多かった。
歴史の古さで残っているのかと思ってしまう。
都祁は「つげ」とよむ。
曽爾村は「そに」と読む。平群は「へぐり」と読む。
奈良県の道路地図帳を見ながら難読地名を探すと半日は遊べる。

今日は敬老の日だ。
都祁や室生村には長寿者の手形や杓文字を玄関に飾る風習がある。
八十八歳の米寿の人の手形や氏名を書いた杓文字を飾る。
長寿の祝の傍ら手形をもらうのであろう。
老人を敬う風習が残っているのだ。
調べてみると紀伊半島にはこんな風習が残っているようだ。

最近は敬老より軽老が気になるところだ。軽蔑されたら軽く扱われる老人が多くなっている。金のない老人死んでもゴミ扱い。