懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

災害の教訓は生きず対応は難しい

2019年09月15日 | 日記
災害の教訓は生きず対応は難しい
 
台風15号の被害は、昨年の京阪神を襲った台風21号と、酷似しているが教訓は生かされていないように思う。台風21号は日中の通過で市民の撮った映像が流れたが台風15号は深夜のために通過中の状況は少なく朝になり被害の酷さが判明した。
 
1.昨年経験した台風被害が同じように繰り返された。教訓は生かされないものだ。
今回も船が橋に激突して橋が損傷。波で港湾の駐車場の車が流された。コンテナも流された。海岸の工場や事務所が高波と吹き寄せ効果で浸水や機器の流出、電柱の倒壊や樹木や民家の倒壊、トタンや看板の飛散、瓦の散乱。車の転倒

電柱の倒壊や破損は昨年の台風21号より遥かに多く2000本と言われている。
電柱の折れ方も関西電力と違うようにおもう。千葉県の電柱は根元から折れて鉄筋が剥きだしになっている。根元から折れると電柱の穴を掘り立て直すしかない。関西は途中から折れていたので鉄柱を添わせて借り復旧が出来たので5日で復旧できた。電柱の規格が東電と関電で違うのか風の強度が違うのか不明
 
大阪湾や東京湾は内海のために波に対する危機意識が弱い。護岸の破損や民家の損壊から
高波の威力を見せつけられた。浸水予想地の車は高台に移動する。港湾近くの広場はコンテナ置き場や駐車場になっている。コンテナや中古車も一時的に移動が必要だ。神戸は高級フェラーリが大量に被害にあった。
 
 
2.災害の対応が悪いと批判がある。災害は発生してからでないと想定も難しいし対応も難しいところがある。
防災組織やマニュアルはあると思うが災害の全容を掌握するのが遅かったように思う。
通信も使えずネットで状況把握や報告も出来なかったのか
本来は各市町村が被害状況を一日、二日で掌握し被害の全容を県でまとめる。被害の無かった県にレッカー車、ユンボ、重機や大型トラックと運転操作できる作業者を応援要請
給水車も県外に応援要請、電気や通信は応援体制があるので総力で取り組む。
こんな災害の起きた時に国会は組閣をやるとはアホかといいたい。千葉県の人はこんな時に内閣改造をしたのを怒らないといけない。
災害を起きてまず必要なのはライフラインの確保、道路の土砂木材の撤去、電気
、通信の復旧、上水道飲料水の確保、食料の確保、避難場所の確保
一番必要なのは重機やトラックを扱える人や職人さんたちである。鉄材のガス切断する人や木の伐採をやっている人も必要だ。