懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行 NO,194  山梨県忍野村の小屋と道祖神

2015年02月11日 | 日本茅葺紀行
忍野村には茅葺民家も残る。集落の外れにこんな小屋と道祖神があった。
写真の右側の石柱は見えにくいが男女が描かれた道祖神だ。
我々のところには道祖神は全く見掛けない。
道祖神は長野、山梨、埼玉、群馬で見かけた。
長野の安曇野は観光にもなっていて新しい物も多い。
群馬県には沢山あった誰も観光として撮る人はいないので自然体でよかった。
マニアックな人は何千体と撮っているのであろう。
こんな小屋はいつまで維持されたのであろうか
石垣の上に建物が建てられているのがよい。
これがコンクリートならば興ざめである。
この石も落ち着きのある色でよい。
火山性の岩石であろう。火山性の岩石はマグマがゆっくり冷え固まったものは組織が揃い収縮するときに割れ柱状節理になる。石の目にくさびを入れれば綺麗に割れる。
加工しやすいので石垣や建設用石材に使われてきた。
大阪城や江戸城も100キロ以内のところの石切り場から運んでいる。