由加山には由加大権現がある。
山の上だが、その周辺に門前町が残る。
権現は神仏習合の宗教施設である。神と仏が同居している。
江戸時代までは沢山あったが、明治時代になり廃仏毀釈で寺院が被害を受けた。
熊野や白山など山岳信仰の地は権現が多い。
讃岐の金毘羅大権現と岡山の由加大権現の、両参りは一生のうちに訪れるとご利益があると言われていた。
由加山の名物はアンコロである。伊勢の赤福のように餅に餡が乗っている。餅は一口サイズで小さい。撮影当時は茅葺の店であった。
あんころ屋 下も
全景
参道
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます