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懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

蒸気機関車 後藤寺駅発車

2019年05月08日 | 蒸気機関車

撮影場所 福岡県 日田英彦山線

蒸気機関車の記事を書いているが自分が結婚する前の出来事である。令和の時代になりもう数年で半世紀になろうとしている。忘れてしまった事も多いが写真が残っているので意外と記憶に残る。

写真はその点、人間の記憶の補填をしてくれる。それを理解して時代の記録をやった人は偉いと思う。

九州は黒い鉄の塊の蒸気機関車と驀進する機関車と煙の臭いが今も残る。

九州に行っても石炭の臭いが消えた駅や町も味気ないものだろう。

街並みも煤けて黒かった。

9600型の蒸気機関車が発車している。一日にこんな発車のシーンはあったと思うが1回か2回撮影すれば何度も撮影しない。毎日何十回と機関車の通過はあっても撮っていないものだ。


蒸気機関車 蓮華と麦

2019年04月29日 | 蒸気機関車

撮影場所 岡山県旧清音村 伯備線清音付近

麦畑に蓮華の今頃の情景だ。

昔は蓮華を植えていた。マメ科の植物は空気中の窒素を根粒バクテリアが取り込み窒素肥料になる。

緑肥として蓮華は植えられいた。大量の花を咲かすには昨秋に種を蒔く、蒔かなくても前年の種から花は咲くがまばらである。種を買って蒔くと一反で1800円掛かり観光用以外では割があわない。

以前は自然農法で市町村で種をくれたが財政難で出なくなった。

東北や新潟 関東は5月に田植えをするので種を蒔いても花を見る事はない。。段々と蓮華は植えなくなった。

我々のところは6月田植えのために今咲いている。一面の蓮華畑ではないが植えている田んぼもあり目を楽しませてくれる。

麦も植えなくなった。しかし岡山県南部はキリンにビールの委託でビール麦を植えている。これから麦秋を迎える。

 

山の上かから俯瞰撮影する。時代とともに風景がどう変化するかと思ったが農村地域で変化は少ない。

堤防の先に川がある、対岸は昨年7月の水害で50名の被害者を出した倉敷市真備町

 

 


蒸気機関車 朝の駅

2019年04月15日 | 蒸気機関車

撮影場所 岡山県倉敷駅

伯備線ホームに蒸気機関車 山陽線ホームに寝台特急きりしま

九州から一晩走って大阪まで走る。蒸気機関車と583系寝台特急が1分間ほど並ぶ。

ほとんど毎日のように顔合わせがある。九州からほとんど定刻にくる。

これもS50月3月の山陽新幹線の開通で姿を消した。

蒸気機関車の写真は撮っていても電車や電気機関車、気動車やディゼル機関車は余り撮っていない。

フィルムカメラの時は必要な物しか撮らない。


蒸気機関車 釧路川

2019年04月11日 | 蒸気機関車

撮影場所 北海道根室本線 釧路

釧路川に架かる鉄橋をC58型の蒸気機関車の貨物が走る。ここの線路は根室本線と釧網線が共用で走っている。

釧網線は途中から分かれ網走に向かう。

釧網線は釧路川に沿い釧路湿原の中を網走に走るが人口のめ少ない場所を走るので大赤字で存続の危機にある。

釧路と言えば美川憲一の釧路の夜のヒット曲がある。霧の釧路も歌詞に入っている。

歌詞の内容が強烈である。女の恨み節である。

女心も知らないで あなたが憎い あなたが憎い

私にはこんなに女に惚れられた事も女を弄んだ事がないので何にも言えない。

女遊びの過ぎた男はこの歌にドキと来た事であろう。

釧路の夜の三番に幣舞橋{ぬさまいばし}の歌詞がでてくるが一番河口に近い橋だ。

余談だが美川憲一と言えば北陸自動車道の旧美川町の看板に美川県一と書かれた親父ギャグ風のがある。

美川町は石川県の海岸線砂丘の町で元プロ野球選手の松井秀喜の出身地の近く

 


蒸気機関車 街中を走る播但線

2019年03月27日 | 蒸気機関車

撮影場所 兵庫県姫路市

蒸気機関車の撮影には撮影ガイドブックがありそれを見ながら撮影する。

情報源は本かテレビの時代に私も当然本を買った。鉄道ファンは何十万人はいたであろう。

本の売れない時代には考えられないほどの撮影ガイドブックや鉄道雑誌が売れていたであろう。

撮影人気ポイントには大勢のファンが群がりカメラをかまえだ。それも全て男ばかりだった。

撮影ガイドブックは鉄道の勾配のきつい難所、邪魔な物がない所、風光明媚な所が中心だった。

地方都市の市街地を走るところは雑然としていて絵にならない。しかし。人々の生活の中に鉄道が走るのも面白いかと撮影した。


蒸気機関車 雪山の見える風景

2019年03月17日 | 蒸気機関車

撮影場所 北海道函館本線 大沼

バックに雪山が見える。春先の雪山だ、いつ雪になるかわからない時節だ。

青い山脈という昭和を代表する名曲がある。若い人でも会社に入れば知らない訳にはいかない。

介護施設でも介護スタッフに電子ピアノを演奏できる人が二人いて月に何回か昭和歌謡を3曲ほど歌う。

発声する事や回想する事で脳と口の刺激のための訓練である。

青い山脈もよく歌われる。青い山脈は石坂洋次郎の小説を映画化した主題歌だそうだ。

青い山脈はどこをイメージして作ったのであろうか 車で旅をしながら考えた。

雪崩を起こす山で2000メートル以上の山脈かと想像する。富士山のような単独峰ではない。

富山から長野、岐阜県から北であろう。東北の県庁所在地だと福島か山形かと思ったりした。

作曲家の服部良一氏は大阪から京都の省線電車(国鉄)に乗り遠くに見える六甲の山々を見てイメージを思い浮かべたそうだ。

大阪から六甲が見えたのかと疑問に思う。私は見えないと思う。

六甲は雪崩が起きる程の雪の降る山ではないが雪崩は軍国体制が崩壊し雪の降る厳しい時代が終わった事を作詞家の西条八十は表現したのであろう。

古い上着よさようならも嫌な時代からの変革を表現したのであろう。

作家の石坂洋次郎氏の青い山脈は故郷の青森県の弘前市 教鞭をとったのも秋田の横手市で見た山々をイメージたのであろう。


蒸気機関車 函館本線D51型発車

2019年03月07日 | 蒸気機関車

撮影場所 北海道 函館本線 小沢駅

D51型が客車を牽引して発車している。

給水塔や給水ホースが写っている。

蒸気機関車時代の消えた設備である。

レンガ積みの給水塔は自分としては鉄道遺産である。撮っている時は存在に気付いていない。

給水ホースは鉄道ファンの人はスポートsportという。sが付けはスポーツである。

可動するホースからスポートと呼ばれるのか

マニアの世界には専門用語が多い、隠語もある。それが分からないと話に入れない。

鉄道用語も難しい辞典まである。中学生の鉄道ファンは鉄道用語は覚えているのに教科書は覚えなられない。


蒸気機関車 ブルトレとC56

2019年02月26日 | 蒸気機関車

撮影場所 日豊線佐土原 宮崎県

ブルートレインの特急富士がC56蒸気機関車の横を走る。横に今は見かけない貨物列車が並ぶ。

こんな光景がごく普通にあったのだ。

特急富士は鹿児島と東京を結ぶ寝台列車 24時間掛かった。

一日列車に乗ると飽きてくるだろう。 

DF50のディゼル機関車が牽引したが走行速度は余り速く無かったように思う。

鈍行に一日乗る乗り鉄のような事はしなかった。定年後に時間の十分あるときにやるべきか

高速道路が整備され1000キロくらいなら車で一日で移動できる。荷物も積めるので車が便利である。


蒸気機関車 D52型発車

2019年02月16日 | 蒸気機関車

撮影場所 北海道長万部

函館から函館本線で来た列車は長万部で室蘭本線、千歳線経由で札幌を目指すのと山岳の函館本線に分かれる。

優等列車は平坦で複線の室蘭、千歳ルートで運航行されている。

D52型蒸気機関車も線路規格の高い室蘭線と長万部以南の函館本線を走っていた。

大型機関車のD52型はここの路線しか残っていなかった。

D51型より一回り大きかった。大きいといってもトンネルや橋梁がありギリギリの大きさにしかできなかった。その僅かな大きさの違いにも鉄道ファンは感動するのだ。

D52の牽引する貨物の長さにも感動した。

整備新幹線の北海道新幹線は長万部から現在の函館本線のルートに近いコースを通る。

トンネルが7割の山岳コースで小樽を経由して札幌に入る。距離的にはこれが近い。千歳を通らなかったのは飛行機の利用者を便利にしないためか?


蒸気機関車 函館本線深い雪の中

2019年01月06日 | 蒸気機関車

撮影場所 北海道函館本線小沢駅周辺

二つ目の9600型蒸気機関車が貨物を運ぶ。

北海道も日本海側は雪が多い。

しかし雪の量は新潟.山形.秋田の方が多いであろう。

北海道までくると日本海の海水温も下がり寒気による蒸発が減るのではないか

北海道もオホーツク沿岸は海水が低いので雪ははるかに少ない。

厚い雪の中で吹き曝しのなか列車のくるのを待った。

水銀電池の能力が低下して露出計が正確に指示しない。

腹に入れて温めた。ホッカイロがあればカメラにも抱かせるのだが

雪を掻き分け斜面をよじ登ったが何度も転び登れない。

クマザサを束ねてそれを持ちやっと登る。側溝に落ちて埋もれた事もあった。

写真が残っていればそんな思いでも呼び戻せる。写真は人生の記録であり体験の記録でもある。