goo blog サービス終了のお知らせ 

懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

鯛めし

2021年06月05日 | グルメ
距離は遠いけど魚や野菜の安い二軒屋というスーパーがある。日曜日は休み
平日でも客で一杯。
鯛が一匹250円 他に何種類か魚を買って帰る。何でんなに安いのか分からない。息子が言うには近くの漁港から直接買い上げているという。

鱗を取り三枚におろす、頭や骨や腹は鯛汁にする。
鯛一枚を入れて炊いた方が見栄えがいいが小骨があると年寄は大変。
骨の無い身だけを出汁、調味料で炊く。

蛸飯も時々作ってくれる。牡蠣飯、タケノコご飯、グリンピースご飯、空豆ご飯、きのこご飯、鶏飯、五目飯が定番だ。ツナと塩昆布の炊き込みご飯も美味しい。空豆ご飯が美味しかった。薄皮の食感が悪いので端に切り目を入れ茹でて実だけ取り出す。

色んな炊き込みご飯があり写真、動画がある。
作り方の動画も参考になる。

仕事をしている主婦も多く、炊き込みご飯の素がいろんなメーカーから売られている。炊き込みでなく混ぜご飯だが。


しめ鯖

2021年05月25日 | グルメ
魚の安いスーパーがある。、
20キロくらい距離があるが、時々買いに行く。
ガソリン代より、安い買い物の儲けた感がいいのだろう。

二本買ってきて一本は焼き魚 一本はしめ鯖にしてくれた。
しめ鯖や鯖ずしは二人暮しになって全くしなくなった。
欲しければ出来合いの物を買えばよい。

魚を三枚におろし塩漬け、酢漬け、背びれ骨抜きと手間が掛かる。
鯖は寄生虫のアニサキスが怖くて12時間は冷凍して死滅させる。酢では死なないそうだ。胃液でも死なないそうだ。

子供の頃は秋まつりというと鯖、アジ、いぼタイの姿寿司がでてきた。
奥さんが県北の新見市出身の人と、話たら山に囲まれた地域は鯖ずしだそうだ。京都と同じく塩サバが流通した経緯がある。

日本海側の北陸から山形 秋田、青森、北海道は飯寿司が多い。
魚や野菜と麹で漬けた発酵食品だ。ニシンやハタハタ、ホッケを漬ける。
ニシンの飯寿司はこちらのスーパーでも売っている。

寿司の原型は琵琶湖の鮒ずしと言われている。 
 


パンの耳

2021年05月11日 | グルメ
パンの耳
パンの耳一袋98円
沢山はいっている。
スーパーのパン屋に時々でている。
人間は見栄を張ってパンの耳を買いたいが、体面を気にして余計なものも一緒に買う。

パンの耳を買って食べるのに、池の鴨にやるとか犬にやるとか言い訳をする。
フライパンで油をひき砂糖で絡めたりフライに揚げて砂糖でお菓子にするのも美味しい。
孫が来るとボリボリ食べる。

昔に読んだ投稿欄に京都大学法学部の苦学生で、仕送りが少なくアルバイトも司法試験の勉強でやめていた。いつもパンの耳を買っていた。買い物も半額ものばかり。
金に余裕が出来た時に普通の食パンをかった。誇らしげにレジに出した時は優越感に浸れたと書いてあった。

池や公園で鳥や鯉にパンの耳をやっている人を見かける。上野の不忍池など冬になると過密な位い冬鳥がいる。東京の公園の鳥も人馴れしていて餌をもらう。
どこの水鳥の池や湖も餌をくれるので数を年々ふやしている。
場所によっては餌付けをせず自然に任せているところもある。

漫談の堺すすむの「なんでもフラメンコ」にこんなのがある。
アンパンとクリームパンと食パンに声を掛けたら食パンが振り向いた。
何でか? 食パンには耳がある。
詰まらん話しを覚えているものた。

廃棄物、規格外品を安価で売る店がある。
豆腐屋はオカラ、洋菓子ではロールケーキの端、いびつなワッフル、割れ煎餅、製造過程で規格外品は多少でる。家内も人の伝手でこんな物を買ってくる。

たまにはメザシも美味しいな

2021年05月02日 | グルメ
メザシが食べたくなり、家内に買ってきてもらった。
イワシの漁獲量が減ったと言いながらメザシは安いものだ。
たまに食べると美味しいものだ。

子供の頃は数の子や松茸も安い食べ物だった。  
数の子はニシンの乱獲、松茸は柴刈りや松葉を燃料にしなくなり落ち葉が堆積しすぎ風通しや富栄養化で菌が生育しなくなった。イワシも漁獲量が減り高くなればわれ先に食べ始めるだろう。

イワシが乱獲で獲れなくなると、餌のイワシがないと、マグロ、カツオも 生態系が乱れる。
養殖が出来なくなる。魚の養殖は動物性たんぱくが必要。

メザしになるのはマイワシ、ウルメワシ、カタクチイワシ
イワシの稚魚はシラス、ちりめんじゃこ、少し大きく成ると畳いわし、だしイリコ、メザしに加工される。京都のちりめん山椒や千葉の九十九里浜の畳イワシが美味だ。
冬場で新鮮ならば刺身やヌタがいい。寿司ネタや煮つけ、天ぷらと用途は広い。

イワシを捌くのは指で割いたが、今は段ボールの結束に使うバンドでナイフ代わりに捌く。

45年位前に職場実習で新人さんが何日か来た。昼飯に帰省していた者がメザシをひと箱持ってきた。メザシも焼いて食べた。東京出身の東京の有名大学卒の人がメザシに何で目が無いのかと聞いて来た。メザシは目刺しと書く。目に竹串を挿し天日干しする。干す時に身を傷付けないためアゴやエラ、目に竹串を通すと言った。魚の干しているのを見た事が無かったのであろう。
今は簀子に並べて大型扇風機で乾燥させるので目のないメザシは見なくなった。

水辺の食べられる植物

2021年04月27日 | グルメ
写真クレソン  あるところには群生している

水辺に育つ食べられる植物としてクレソン、芹、梅花藻を紹介します。

1.クレソンはオランダ辛子と呼ばれる。
ビリッと辛みがある。焼き肉に巻いて生で食べる
明治時代になり上野の洋食の食堂で栽培していた、種が不忍の池に流れ全国に広がり野生化したそう。アブラナ科で西洋からし菜、菜の花同様、繁殖力が強い。
刈ったクレソンを水に浸けておくと6日で根がでてくる。
常に流れている小川の砂のあるところに生える。
5月から6月に白い花が咲くので分かる。
蛍の飛ぶ小川で目にする。
湯布院の金龍湖(湧き水)の長い排水路に沢山生えていた。夜になると蛍も飛んでいた。

2.芹 綺麗な小川の岸部に生えている。
芹、ナズナの春の七草 冬から春に食べられる。秋田のキリタンポには欠かせない。
秋田の人は根まで鍋にいれる。秋田の田舎を走っていたら男が4人、側溝の掃除をしているのかと思いきや芹を取っていた。山水が常に流れるのか。
余り注意して見なかったが湧き水の所に多い。8月に白い花を咲かせる。
どこにでもあるものでない。

3.梅花藻  湧き水の水温の低いところに生える藻。7月に梅のような花を咲かせる。
梅雨の末期の蒸し暑い頃に冷水に咲くので清涼感がある。
滋賀の醒ヶ井、静岡、柿田川、山梨の忍野八海、阿蘇の白水の湧き水の排水路には
沢山生えている。岡山県の蒜山地方の用水には沢山ある。
蒜山地方の郷土食には、これを白あえ、味噌汁の具にいれたりして食べる。
私も持ち帰り試しに食べようとしたら家内が金魚草みたいでいやだという。
金魚草には花は咲かない。これは梅花藻だ。
他人のブログを見ると、余り美味しいものではないとかいてあった。

健康ならば岡山県を走破してクレソン、芹、梅花藻のある場所マップを作ったのだが。

ブログを見ていたら多摩川でクレソン、芹を探すというのがあった。
あんな大きな川にあるのかと思ったら少しはあるようだ。二子玉川あたり
世の中にはこんなの探す好き者がいるのだ。

桜餅

2021年04月22日 | グルメ
サクラ餅

私の住む町の墓地公園に桜が沢山植えてある。桜のところからは墓地は見えない。
大勢が桜見学にくる。染井吉野が終わり八重桜が咲きだした。
中年女性が三人、八重桜の若い葉を取っている。
何に使うのか聞いたら塩漬けにして桜餅にするそうだ。
こんな墓地公園の桜の葉を持ち帰れば、怨念も一緒に付いて来そうで嫌だなあ。

八重桜の葉は染井に比べ大きく柔らかい。

ネット調べると桜餅の葉は大島桜の葉が使われる。伊豆には自生している。
西日本には少ないそうだ。

桜餅の葉には次の条件がいるそうだ。
  • 葉が大きい事 柔らかい事
  • 葉の表面が滑らか ザラザラ、ギラギラは口当たり悪い
  • 塩漬けにすると桜の香りのするもの。

西日本と東日本の桜餅は違うのだなあ。
西日本はもち米または道明寺粉に餡、東日本は小麦粉に餡で長命寺とよばれている。

木や草の葉で食べ物は昔から沢山ある。防腐効果があるとかくっ付かなくするとかで使われてきた。
五月の節句の男の子を祝う柏餅は一家が絶えず継続するように譲り葉として柏を使う。柏やブナは葉が枯れても新芽が出るまで枯れ葉は残る。
本来,譲葉は常緑広葉樹で神社などに植えている。軸が赤いので杠と書きゆずりはとよむ。

木の葉を使うたべ物
柿の葉寿司 (奈良) 朴(ほう)葉寿司(岐阜) 笹団子(新潟)私の生まれた所も茅の葉や笹で包んだ粽を作った。 鱒寿司 クマ笹(富山) サルトリイバラは柏の葉の代用
茗荷の葉で包む饅頭、竹の皮でおにぎり包む


タケノコが来ない

2021年04月20日 | グルメ
タケノコが来ない

もう40年もタケノコは買わず、貰っていたのに最近は貰うことが減った。
今年はついにダメかと思ったら4月中旬になり4回もらってくる。
私は人との交流もなく家内の日頃付き合いの結果だ。
私は家族で肩身の狭い存在だ。
息子が仕事帰りにタケノコを貰いにきた。野菜嫌いでタケノコなど、食べなかったのにタケノコご飯や天ぷらにするという。中年のオッサンになり大人の口になったのか。

このタケノコ買わず貰えるのを待つ、根性が貧乏たらしい。
貰いも物のお裾分けだから、食べきれないものがまわってくる。

二月のタケノコは皮を剥いたら小さなものだ。4月半ばになると大きく成長し食べきれなくなる。タケノコは日持ちがしないのであく抜きしてくれているので有難い。

タケノコを貰うのが少なくなった要因は
  1. 知り合いも高齢化して歩けない、亡くなったりと人の交流減少
  2. 猪が好物のタケノコを食べてしまう。
  3. 子孫の代になり竹林は放置し間伐も根切り、堆肥、藁敷、客土、肥料もやらない。

竹は亜熱帯の植物で雪の多いところでは生えない。
福井県には竹林は沢山あるが富山県から見かけなくなる。新潟県にはほとんど竹林がない。太平洋側は宮城県の仙台平野などでは見かける。岩手からは見かけない。
雪国の人はタケノコを余り食べないのか、山菜のすすだけ(根曲がりタケ)は採りにいくのだろう。毎年、根曲がりタケとりで熊と出くわし被害を受ける。

孟宗竹のあと5月中に破竹、6月には真竹がでてくる。

スナップエンドウ

2021年04月17日 | グルメ
スナップエンドウ

スナップエンドウが三日に一回収穫できる。
4月から一か月のたのしみだ。
作りやすい野菜だ。しかし、蔓性の植物のため上に伸ばさないと花も実も付けない。
11月末の寒くなって種を蒔いた方が作り易い。
10月に蒔くと大きく成り過ぎて花も実もつける。冬場は小さくそだてるほうが寒波の痛みが少ない。小さく生んで大きく育てるほうがよい。
昔は絹さや豌豆とグリンピースしかなかったが、いつの頃からかスナップエンドウができた。

料理はサイトで見ると71種類もあった。
茹でてマヨネーズかドレッシングが簡単でいい。
豆類は芽出しのころに鳩とヨトウムシに、やられるのでポット植えにして軒下に置いておき大きく伸びて移植する。園芸店で種を買うと、家庭菜園には種が多すぎる。100円ショップの種で十分。
豆が芽をだした頃に鳩が豆の部分を食べる。食べられたら成長しない豆の栄養がないと成長できない。

権兵衛が種蒔きゃカラスがほじくる。いう民話と民謡がある。
三重県の紀北町に残る。権兵衛さんという元侍が開墾して畑をするがいままで経験もなく失敗ばかり。種を蒔いてはカラスに食べられ百姓の笑い者になる。しかし、工夫と努力で村一番の百姓になる。民謡と踊りがユーモラスで面白い。安来節のようにPRすればと思う。

豆類は夏場の暑さに強い豆と寒さに強い豆がある。
暑い時にも寒い時に育つ豆があるのは不思議なものだ。
暑さに強いのは大豆、小豆、隠元マメ、うずら豆、ナタマメ、寒さに強いのはエンドウ類、空豆、寒さに強い豆は軸が空洞になっている。凍らない工夫か

アオサ 海藻

2021年04月15日 | グルメ
回る寿司でアオサの味噌汁を何度か頼んだ事がある。
ワカメのような食感だ、香りは磯の香だけか。

5月頃、海藻を二人で採っていた。土嚢袋に海藻を収穫して水切りをしていた。
この海藻は何んですか、何に使うのですかと聞いた。アオサでフリカケの海苔や味噌汁の具に使う。酢の物、煮物、天ぷらもできる。
ネットで調べると日本全国どこにでもある海藻だそうだ。

干潮に行くと岩の上に浮いて海藻
海苔もワカメもアオサも冬場に生育して6月には胞子を出し腐る。
アオサは腐ると網に掛かったり厄介ものだ。
横浜市の金沢区八景島の海岸に大量繁殖して活用がないか検討しているそうだ。

あおさ、青のりはお好み焼きのフリカケに使うが青のりが高く匂いもよい。
青のりは汽水域、アオサは海にある。
青のり採りは子供の頃に岩場に採りにいった。乾燥させて餅つきに入れ青のり餅を作った。

瀬戸内海の海苔も色落ちがある。窒素やリンの量が減っている。下水処理場の水質が良すぎて栄養分が減っている。水質を悪くして窒素リンの量を増やす実験をしていた。昔は舟の肥え樽から尿を散布していた。日本は人の尿を散布することはないが、韓国海苔には尿散布のところもあるそうだ。

海の物も山野の物も食べられる物を探し、食してみるのは年寄には刺激になる。

ウドン喰うかい

2021年04月11日 | グルメ
ウドン喰うかい

うどんのギャグに、こんなのがある。
うどんは空海が中国から持ち帰った。ウドン喰うかい(空海)

ウドン含むコナモンは本来、ケ(日常)の食べ物 ケとは穢れ(けがれの意味)

白米が貴重で粉物は代用食だった。ハレの日は白米や寿司を食べた。
ハレとは祝事(正月、結婚式、成人式、祭りなど)ハレの日に着るので晴着の言葉が残る。

ここ30年は米食より粉物に人気が集まり、B級グルメだとかパン食、カップラーメン、中華ラーメン、パスタ、ピザ、お好み焼き、うどん麺類で米の消費は半減した。
米の個人消費量1962年 115キロ 2019年53キロ
現に私も朝はパン 米は夜だけの日もある。それも茶碗一杯
若い人は白米がそんなに貴重という感覚はない。粉物の方が好きで美味しい感覚さえある。 
司馬遼太郎氏は街道を行くで、東北の飢餓について氏、独自の見解をしている。東北で10万人に及ぶ餓死者をだしたのは米の石高制度だという。
米の取れ高で各藩の評価した。寒冷地の東北でも米を作った。寒さに強い小麦や雑穀を作れば飢え死することはなかった。
 

粉物のひとつのウドンは好きで時々たべにいく。全国各地にはウドンの類の食べ物がある。
もう、車で全国を食べ歩くのは難しくなった。せめてネット通販で取り寄せ食べてみたいと思う。関東圏、東北もいろんなウドン類があるが食べた事がない。
群馬のお切込み 茨城から宮城のハット汁、岩手ひっつみ、八戸のセンベイ汁。
山梨 吉田うどん、群馬 水沢うどん 埼玉も旅番組で名物ウドンがでてくる。
山梨のホウトウだけは4回食べた。カボチャや野菜たっぷりで米が貴重な時の代用食だ。今はホウトウのような食べ物が大好きになった。
歳を取り腰の強い麵より、きし麵のような柔らかい麵がいい。
タモリがよく言う、うどんの発祥は福岡なのに香川がウドン県というのはけしからん。
福岡はラーメンだがうどん屋も多いらしい 柔らかいうどんらしい。

九州はホウトウのような麺をだご汁という。だご汁はだんご汁の事である。
九州の人は糸が絡まってもだごになるという。
同じダゴ汁でも熊本のだご汁はスイトンである。大分、福岡南部は太麺である。

倉敷にはぶっかけうどんというのがある。香川のウドンかと思った。
香川はカマ玉ウドンはあるがぶっかけうどんはない。
先日、ケンミンショーに倉敷のぶっかけうどんが、でたら翌日から店に行列ができたらしい。