ヴィヨンの妻 (新潮文庫) 価格:¥ 380(税込) 発売日:1986-12 |
昨日はオフにして、4連休の中日。やっと咳がおさまってきて嬉しい。今日は雨がふっていたが、午後から新宿にお買い物、夕方から美容院へ。7年ぶりに京王百貨店に入っているジュエリーリフォームに行ったら、まだちゃんとお店があった。母からゆずってもらった指輪がいくつかあって、そのうちの1つが最近、手指の感じにしっくりあうようになってきたので、さっそくサイズを直してもらう。ゴールドとプラチナのコンビで、真ん中に小さいダイヤがちりばめてある。20代の頃は、指にはめてもどこかチグハグな感じがしたのに、大人になるってこういうことか。
「ヴィヨンの妻」読んで大好きになった。太宰治が晩年、死のう死のうと思っていたであろう頃に書かれたものなのに、なんて軽やかで素敵なんだろう。シャンパンの泡みたいに美しくて、それなのに薄っぺらさのかけらもない。ほんとこの人は、すさまじい文才である。
さて、このあとは静かな夜、ボジョレーを飲みながら英文を訳すことにする。欧米人のいいことしか書いてない自慢話を読むのは、お酒でもないとやってられない(笑)