道彦の散歩道

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毎日の事件事故の記録

7/31 「イカサマ」と「八百長」

2012年07月31日 | 豆知識

【イカサマ】

「イカサマ」とは、偽物。いんちき。ペテン。

「イカサマ」の「いか」は、「如何(いかが)」「如何に(いかに)」などの「いか」で、「さま」は様子を見る意味「様」である。

この「如何」と「様」が足され、「如何様(いかさま)」となった。元々は「どのように」「どんなふうに」などの意味で使われていたが、「いかにもその通り」「間違いない」という意味に転じた。

更に、「いかにも本物だ」と思わせるものを意味するようになり、現在の意味になった。

【八百長】

「八百長」とは、事前に勝敗を示し合わせ、勝負をつけること。

「八百長」は、明治時代の八百屋の店主『長兵衛』に由来する。長兵衛は通称「八百長」といい、相撲の年寄り「伊勢海五太夫」の碁仲間であった。碁の実力は長兵衛が勝っていたが、商売上の打算から、わざと負けたりして勝敗をうまく調整し、伊勢海五太夫のご機嫌をとっていた。

のちに勝敗を調整していたことが発覚し、わざと負けることを相撲界では「八百長」と言うようになった。

やがて、事前に示し合わせて勝負する含めるようになり、相撲以外の勝負でも「八百長」という言葉は使われるようになった。