道彦の散歩道

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毎日の事件事故の記録

7/05 「夕張」と「富良野」のメロン戦争

2012年07月05日 | 豆知識

【夕張メロン】

「夕張メロン」及び「夕張キングメロン」は夕張市を生産地とするメロン。品種名は「夕張キングメロン」であり、「夕張メロン」は商標名である。「スパイシ-カンタロ-ブ」を父、「ア-ルスフェボリット」を母として作出された赤肉のネットメロンで高級メロンとして全国的に有名。

夕張市農業協同組合に集荷され、厳格な検査に合格したものだけを「夕張メロン」のブランドで出荷するため、夕張メロンは夕張市農業協同組合の登録商標となっている。隣接市町村では夕張の名を冠することはできない。そのため、90年代前半まで北海道内で栽培されていた夕張キングを箱詰めした場合、その地域ブランド名を記したケ-スや箱で販売されていた。但し、箱に記載の品種名は「夕張キング」と表示がなされていた。

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【富良野メロン】

北海道富良野市で生産されている「キングルビー」や「ルビアレッド」などの品種のメロンをさして「富良野メロン」という。富良野市の山部町で栽培されていることから、「山部メロン」と呼ばれることもある。キングルビーもルピアレッドも赤肉で、ネットと呼ばれる網目模様があり、みずみずしい甘みが特徴の品種である。

「富良野メロン」の特徴はなんといってもその高い糖度であり、多いものでは15度にもなる。特に15度以上の糖度を保証しているという「富良野プラチナメロン」というものもあり、これは最高級の特秀品と言われている。また、糖度が高いながら、値段は夕張メロンと比べてお手頃というところも評価が高いポイントである。

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●我が家では毎年7月末に、富良野市の東山地区の産直売店に行って贈答用のメロンを購入しています。同じ売店で買い物をすると、価格や数量でのサービスがあり、かなりお得になります。そして、夕張メロンと味が変わらず低価格なのです。その売店の主人のアドバイスは、メロンの網目がしっかり付いていて、乱れていないものを選ぶと良いとのことです。