道彦の散歩道

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毎日の事件事故の記録

7/03 リス・モモンガ・ムササビ

2012年07月03日 | 豆知識

【リス】

「リス」とは、リス科の哺乳類、クリやクルミなどの木の実を食べる。

「リス」は、漢語「リッス(栗鼠)」の促音「ッ」が脱落し「リス」となった。漢語「栗鼠」は、栗などの実を食べネズミに似た動物であることからの名で、「クリネズミ」てある。

リスは、すばしこく木に登ることから「キネズミ」とも呼ばれる。現在の中国では、リスを「黄鼠」や「松鼠」などと呼んでいる。

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【モモンガ】

「モモンガ」とは、リス科の哺乳類。体長約18センチ。尾長約10~14センチ。前後肢の間に飛膜があり、木から木へ滑空する。夜行性。

古くは「ムササビ」と区別されていなかったが、中古に「モミ」と呼ばれるようになった。

「モミ」が転じて「モモ」となり、鳴き声の「グワ」が加わって「モモンググワ」、「モモンガー」「モモンガ」と変化した。

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【ムササビ】

「ムササビ」とは、リス科の哺乳類。体長約40センチ。尾長約35センチ。

胴体が小さいことから、「ミササビ(身細)」の意味とする説がある。これは飛膜を広げた時と比較したものだが、鳥でもないのに飛ぶ動物を見て、体の小ささを名前とするか疑問。

古くは「ムザサビ」ともいったことや、妖怪の一種として恐れれていたことを考慮すると、「ムザ(ムサ)」はムジナの「ムジ」であろう。

異名の「パンドリ」は、夜行性で飛ぶことから「?鳥」の意味。

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