細野豪志ブログ

衆議院議員 細野豪志の活動報告です

原子力規制庁

2012-04-21 17:00:53 | 国会活動

自民党、公明党の対案が提出され、原子力規制庁の法案審議の環境が整いました。時間はかかりましたが、対案が提出されたことを歓迎したいと思います。新しい規制機関を一日も早く発足させるためにも、謙虚に、そして柔軟に対応したいと思っています。

政府案と対案の違いは独立性にあると言われていますが、昨年の事故を経験した私としては、危機管理のあり方が最も気になっています。政府案の肝であるバックフィット、シビアアクシデントの法制化、40年運転制限の導入が抜けているのも気がかりです。

これらの違いは、国会審議を通じて乗り越えられると思うのですが、問題は自民党が審議拒否に出ていることです。国民から見ても、国際的に見ても、原子力規制を現状のまま放置することは出来ません。我々も、野党時代に何度も審議拒否をしただけに一概に悪いとは言いにくいのですが、何とか出てきてもらいたいところです。