細野豪志ブログ

衆議院議員 細野豪志の活動報告です

結果が求められる2010年

2010-01-01 00:34:19 | 国会活動
新しい年がスタートしました。

政権交代が実現した2009年は変化の年でした。政治主導の仕組みが整い、事業仕分けや埋蔵金の発掘が進みました。ただし、ガソリンの暫定税率撤廃など、マニフェストの一部を断念せざるを得なかったことについては、総選挙を戦った我々一人一人が、お詫びしなければなりません。時間不足で無駄遣いへの切り込みが不足した上に、税収が想定を大きく超えて落ち込み、苦しい対応を迫られました。見込みが甘かった点は、率直に反省しなければなりませんが、我々の戦いは、まだ始まったばかりです。

2010年の最大の課題は景気対策です。中小企業や雇用を守ることで景気が二番底に陥るのを防ぐと同時に、環境、農業、医療介護などを国内の成長分野に育てていかなければなりません。アジアに視野を広げれば、温暖化対策、社会基盤整備、中間層向けの製品開発など成長分野が見えてきます。鳩山総理が提唱した東アジア共同体構想は、近隣諸国との新たな関係を模索する壮大なビジョンですが、「アジアの内需」を考えると経済的にも大きな可能性を秘めています。

「コンクリートから人へ」のキャッチフレーズの下で、国民の生活を第一に考えた政策も大切です。特に、子供手当に代表される子育て支援、地域医療の再生、消えた年金問題などへの対応が急がれます。国民の期待を背負ってスタートした民主党政権。2010年には「成果」を出すことが求められています。

私は、党役員として鳩山政権をバックアップする役割を担います。7月に行われる参議院選挙で勝利し、政権基盤を強化すれば、内政外交両面で政策を着実に実行することができます。企業団体対策委員長として各種団体との関係を強化し、組織委員長として党の地方組織を強化することで、参議院選挙の勝利を目指します。党役員となり、地元に戻る時間は限定されますが、静岡5区の代表として地元のことを忘れたことはありません。皆さんの声に謙虚に耳を傾ける姿勢は決して忘れず、一年間努力してまいります。

本年もよろしくお願い致します。