細野豪志ブログ

衆議院議員 細野豪志の活動報告です

政権交代で戦後レジームからの脱却

2009-10-12 18:27:15 | 国会活動

やはり!

日本近海の領海制限について、米国の日本に対する圧力があったとする公文書が明らかになりました。国際的には、12海里まで設定することができる領海なのですが、我が国、宗谷海峡、津軽海峡、大隅海峡、対馬海峡の四か所で3海里に制限しています。米国の核兵器を搭載した艦船などの航行を容易にするためです。

詳細は共同通信の記事をご覧ください。

この問題、2007年3月16日の外務委員会で、私自身が指摘しています(ブログでは3月18日)。当時の外務大臣は麻生太郎氏。「戦後レジームからの脱却」を掲げるのであれば、自国の領海を狭く設定するという国際的に例がない状況は再検討するべきと主張しました。

この領海の制限は、当然のこととして米国以外ににも適用されます。中国や北朝鮮の軍艦や潜水艦の航行も自由となっている現状は再検討が必要です。

戦後レジームからの脱却を主張した安部政権、麻生外相は、結局何一つ戦後レジームを克服できませんでした。過去を引きずる自民党政権の限界です。

核持ち込みの密約に加えて、領海制限についても検証する価値ありです。政権交代こそ、戦後レジーム脱却の好機です。