細野豪志ブログ

衆議院議員 細野豪志の活動報告です

自由民主党はどこへ

2008-09-27 22:27:01 | 国会活動
中山大臣は、辞任を決意したようです。

失言の揚足を取るのは趣味ではありませんが、「日教組は解体する」という発言は、あまりにひどすぎました。

自由主義・民主主義を基本とするわが国では、憲法21条で結社の自由が認められています。非合法団体であれば別ですが、権力者が気に食わない思想を持つ団体を解体するなどというのは、ファシズムそのものです。

麻生総理の任命責任が指摘されるのは当然ですが、私はそれ以上に深刻な事態が生じているような気がして仕方がありません。

こんな発言が飛び出すようでは、「自由民主党」という看板も下ろした方が良さそうです。私には、麻生政権というより、自民党そのものが瓦解しつつあるように見えます。

自民党は、参議院選挙で惨敗して体調を崩した安倍元総理、政権を維持する気力を喪失した福田前総理を簡単に見放しました。出鼻を挫かれ、支持率が低迷するようなら、自民党は麻生総理も簡単に見捨てるかも知れません。

麻生総理が権力を維持する方法は唯一つ。解散を打って、勝つしかありません。我々は、受けて立つ覚悟が出来ています。

民主党が政権を取るか、麻生総理が権力を維持するか、国民に聞くべき時が来ました。