昨日の続きです。
「また夜になると…」の字幕。「演目9オケアノス9」の垂れ幕。
団長「息子は帰ったか?」父ブルディ「すぐ帰ります」。大佐の情婦が現われ、父ブルディをあざ笑って去る。団長、父ブルディに「いいか、遅刻厳禁だ」。
「“2ブルディ2”本日初日、前代未聞」の看板。
父ブルディは薬莢が床に転がっている部屋を訪れる。そこへ男がやって来る。「面倒だろうが、かくまってくれ」白軍兵士「赤軍兵が隠れてないか?」父ブルディ「何の御用で?」。白軍兵、去る。男「同志ブルディ、命の恩人だ。ありがとう」。
トランポリンの技を見せるメンバー。
団長、父ブルディに「心配するな。出番はキャンセルだ」「なぜです?」「お前の息子は銃殺された」「嘘だ。大佐は約束した」。笑う団長。その首を絞める父ブルディ。
「“2ブルディ2”本日初日、前代未聞」の看板。団長「いえ、実は中止です。不可抗力によるものです」観客「大佐、万歳」他の客「ブルディを出せ!」「ブルディ!」「二代目はどこだ?」父ブルディ「ある阿呆が言うには二代目は銃殺されたとか。(大佐を指さし)奴は嘘つきのクズだ!」観客「その悪党を引っ込めろ」大佐「悪党はお前らだぞ。海に沈められたいか? あの連中を黙らせろ」団長の情婦「ごろつきども、今に見てなさい」観客「いいぞ、ピエロ、アンコール!」「ブラボー、アンコール!」「父さん」。息子のブルディが現われる。「捕まえてみろ」。空中ブランコで敵を蹴落とす息子のブルディ。その後、天窓にとりつき、そこから外へ脱出する。観客「ブラボー!」。「本日初日。2ブルディ2」の看板。大佐、部下に「バカ者! のろま、でくの坊、撃て!(中略)逮捕しろ、二人ともだ」観客「白軍の犬め」「ブルディ、応援してるぞ」大佐「ピエロを捕まえろ、逮捕、逮捕だ」。明かりが消え、闇になる。
「赤軍の衛生輸送隊が前線から後方へ出発した」の字幕。反対方向から荷台に干し草を積んだ老人がやって来る。赤軍の兵士「止まれ! 何を干し草に隠してる?」「誓って何もないです」「干し草を降ろせ」。干し草の下から拳銃を構えて現れた男女に老人は「大丈夫。彼らは味方だ。同志だ」「同志、革命委員長」「ありがとう、じいさん」「オリガはどこに?」。首を振る男。ラッパ。白軍の飛行機がやって来る。「同志司令官、失礼します。仕事なので。撃て! 撃て! 伏せろ。ワーシカ! ワーシカ!」「当たった!」。墜落する飛行機。「待ってろ。必ず戻ってくるから」。映画は終わる。
空中ブランコでブランコにカメラを仕込んで撮影しているなど、実験的な撮影方法がいくつか試されていました。物語、画面、演出どれを取っても一級品で、レフ・クレショフの傑作の中の一編であることは間違いありません!
→「Nature Life」(http://www.ceres.dti.ne.jp/~moto)
→FACEBOOK(https://www.facebook.com/profile.php?id=100005952271135)
「また夜になると…」の字幕。「演目9オケアノス9」の垂れ幕。
団長「息子は帰ったか?」父ブルディ「すぐ帰ります」。大佐の情婦が現われ、父ブルディをあざ笑って去る。団長、父ブルディに「いいか、遅刻厳禁だ」。
「“2ブルディ2”本日初日、前代未聞」の看板。
父ブルディは薬莢が床に転がっている部屋を訪れる。そこへ男がやって来る。「面倒だろうが、かくまってくれ」白軍兵士「赤軍兵が隠れてないか?」父ブルディ「何の御用で?」。白軍兵、去る。男「同志ブルディ、命の恩人だ。ありがとう」。
トランポリンの技を見せるメンバー。
団長、父ブルディに「心配するな。出番はキャンセルだ」「なぜです?」「お前の息子は銃殺された」「嘘だ。大佐は約束した」。笑う団長。その首を絞める父ブルディ。
「“2ブルディ2”本日初日、前代未聞」の看板。団長「いえ、実は中止です。不可抗力によるものです」観客「大佐、万歳」他の客「ブルディを出せ!」「ブルディ!」「二代目はどこだ?」父ブルディ「ある阿呆が言うには二代目は銃殺されたとか。(大佐を指さし)奴は嘘つきのクズだ!」観客「その悪党を引っ込めろ」大佐「悪党はお前らだぞ。海に沈められたいか? あの連中を黙らせろ」団長の情婦「ごろつきども、今に見てなさい」観客「いいぞ、ピエロ、アンコール!」「ブラボー、アンコール!」「父さん」。息子のブルディが現われる。「捕まえてみろ」。空中ブランコで敵を蹴落とす息子のブルディ。その後、天窓にとりつき、そこから外へ脱出する。観客「ブラボー!」。「本日初日。2ブルディ2」の看板。大佐、部下に「バカ者! のろま、でくの坊、撃て!(中略)逮捕しろ、二人ともだ」観客「白軍の犬め」「ブルディ、応援してるぞ」大佐「ピエロを捕まえろ、逮捕、逮捕だ」。明かりが消え、闇になる。
「赤軍の衛生輸送隊が前線から後方へ出発した」の字幕。反対方向から荷台に干し草を積んだ老人がやって来る。赤軍の兵士「止まれ! 何を干し草に隠してる?」「誓って何もないです」「干し草を降ろせ」。干し草の下から拳銃を構えて現れた男女に老人は「大丈夫。彼らは味方だ。同志だ」「同志、革命委員長」「ありがとう、じいさん」「オリガはどこに?」。首を振る男。ラッパ。白軍の飛行機がやって来る。「同志司令官、失礼します。仕事なので。撃て! 撃て! 伏せろ。ワーシカ! ワーシカ!」「当たった!」。墜落する飛行機。「待ってろ。必ず戻ってくるから」。映画は終わる。
空中ブランコでブランコにカメラを仕込んで撮影しているなど、実験的な撮影方法がいくつか試されていました。物語、画面、演出どれを取っても一級品で、レフ・クレショフの傑作の中の一編であることは間違いありません!
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