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サム・ペキンバー監督『昼下がりの決斗』その1

2018-08-15 05:46:00 | ノンジャンル
 WOWOWシネマでサム・ペキンバー監督、ルシエン・バラード撮影の1962年作品『昼下がりの決斗』を見ました。
 祭りの町。警官「でちゃいかん。下がって」。そこへポコポコと現れた、壮年の男(ジョエル・マクリー)が乗った馬。彼は自分が喝采を受けていると勘違いして、それに応える。警官「そこの者どけ。(中略)」村人「気をつけろ。じいさん」。壮年の男「分かった」。馬の競争。ラクダが一着。“砂漠の怪人レース”との垂れ幕。「危ないぞ」と壮年の男の脇を自動車が通る。ラクダに乗っていた男、馬で敗けた男と握手し、「いい馬だが力不足だ」と言って金をもらう。村人「あいつが勝ちっぱなしなのはおかしい」。
 “オレゴン・キッドと射撃の腕比べ”の看板。“辺境の保安官 ダッジ・シティーとワイチタを治め、オマハ強盗団を一人で墓へ送り込んだ名保安官”の但し書き。オレゴン・キッド(ランドルフ・スコット)「運試しだ。皿に当たれば賞金を出す」村人「能書きはいいから早く回せ」。皿を外す。壮年の男、オレゴンに「動く標的だと散弾銃でないと当たらない。ギル、久しぶりだな(中略)」ギル「どうしていた?」「あちこちに。いい商売だな」「牛商売よりマシだ。酒場でタダで飲めるし。オレゴン・キッドは町の者の憧れだ。この辺りでも評判だぞ」「名士なら当たり前だ。オマハ強盗団って何だ? アープ兄弟とあったのか?」「宣伝だよ。どうせゲームだ。この町に何か用か? 連邦保安官になったのか?」「いや、銀行に雇われた。鉱山からここの銀行まで金を運ぶ。25万ドルの金塊だ。いい助手はいないか?」「考えておく」「よろしく」「いいとも、スティーヴ」。スティーヴ、去る。ギルの部下「どうする?」ギル、付け髭を外し、「シャンパンで25万ドルへの乾杯といこう」。オーバーラップ。
 銀行に来たスティーヴ、窓口に「サムソンさんに」「今忙しい」「スティーヴ・ジャットです」「お待ちを」。袖の仕付け糸を切るスティーヴ。窓口係「どうぞ」銀行の頭取「サムソンです。これは息子で副頭取のアブナーです」「よろしく」アブナー「もう少し若い方かと思ってました」「昔は若かった。お互いに」サムソン「いかにも。評判はかねがね」アブナー「でもそれは過去のこと。問題は今だ」「問題とは?」サムソン「コース金山はシエラ山脈の頂上で道は一本。金を運ぶのに6人が既に殺され、金を奪われた。保安官を要請するが来てくれない。山は無法地帯となっている。誠実で腕の立つ者が行かなくては」アブナー「2万ドル相当の金です」「2万? 手紙には25万とあったが?」サムソン「見積りがオーバーだった。まだ主鉱脈は当ててないが、着実に伸びている」「一攫千金より堅実な事業の時代だ。普通は1日20ドルだが、倍額でもらおう」サムソンら「40ドルも!」「2人雇うカネだ。同行者が必要な仕事だ。やれるかどうか、やってみるまで分からない。どうぞ相談してくれ。私は隣室で契約書を読む」。スティーヴは隣室に入ると老眼鏡を取り出し、契約書を読む。元の部屋に戻り、「契約書に不備はない」。サインするスティーヴ。「ではよろしく」。スティーヴが出ていくと、半信半疑の表情を見せるサムソンら。
 夜のレストラン。ギルの助手「あの爺さんがスティーヴ・ジャッド?」ギル「6年間住んで保安官になった。俺が助手でな。見くびるなよ」助手「手強そうじゃない」ギル「そうだといいがな。口を謹んでかしこまってろ」。ギルと助手がレストランに入る。店主「ウエストラムさん」。助手、ウエイトレスの尻を叩く。ウエイトレス「ヘック、やめて、ここでは」ヘック「後でな」「いいわ」。スティーブ、ギルに「若いのはダメだ」「なぜ」「なぜでも」「今もメモ魔か?」「習慣でね」「相棒のヘック・ロングトリーだ。お前に憧れてた」。(中略)「子供は雇えん」ヘック「子供だと? もう一人前だ」「そう見えん」ギル「俺について歩いて3年だ」。スティーヴ、ヘックの銃を奪い「いい銃だが手入れが悪い。(中略)今の若い者は自尊心も気骨もない。今日のレースも」ラクダで勝った村人「何だ?」「あの距離では馬は勝てん」「イカサマだと?」ヘック「その通りだ」。ヘック、ラクダの男に殴られ、ケンカに。ギル、制しようとするスティーヴに「待て、よくやってる」。ヘック、ケンカに勝つ。スティーヴ「分かった。奴は使える」。
 馬に乗るのに難渋するスティーヴ。ギル「リューマチか?」「頭脳労働だからな」、3人笑う。スティーヴが先行し、本人に話が聴こえない場所まで来ると、ヘック、ギルに「口説けるのか?」「さあな」「3等分より2人で山分けに」「身の程知らずだ」。(中略)(明日へ続きます……) 

 →「Nature Life」(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto

P.S. 今から約30年前、東京都江東区で最寄りの駅が東陽町だった「早友」東陽町教室の教室長、および木場駅が最寄りの駅だった「清新塾」のやはり教室長だった伊藤先生、また、当時かわいかった生徒の皆さん、これを見たら是非下記までお知らせください。黒山さん、福長さんと私が、首を長くして待っています。(また伊藤先生の情報をお持ちの方も是非お知らせください。連絡先は「m-goto@ceres.dti.ne.jp」です。よろしくお願いいたします。