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ティム・バートン監督『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』その2

2018-08-11 07:14:00 | ノンジャンル
 昨日の続きです。
 「昨日の連中に誘われたんだって? いいことだ」と父。
 1人で廃墟の中へ。中は荒れ放題。突然若い女性が光に包まれて現れる。「エイブ?」。逃げ出すジェイク。天井にはドスン、ドスンという足音。ジェイクはつま先を地面にひっかけて転んでしまう。
 ジェイクを背負って運ぶ女の子。途中でドサッとジェイクを落とす。目の前に現われる珍妙な人々。ジェイク「エマと双子、オリーヴ、ブロンウィン、ミラード。みんな死んだはずだ」女の子「生きてるわ」ジェイク「僕が死んだのか?」「いいえ」「エイブって呼んだのは?」エマ「似てたから。でも一瞬の間にあなたは叫んで逃げて気絶してしまった」「僕に何をしたんだ?」「ループに入る前の安全確認よ」「誰か見てるかも」「早く来て。ミス・ペレグリンが待ってる。フェリーで見たってあなたを見たって言ってたわ」。
 皆と一緒に洞窟へ。不吉な音楽。洞窟を抜けると、ジェイクは逃げ出す。
 宿屋の階段を駆け上ろうとすると、カウンターの男「おい、どこへ行く?」「僕の部屋です。泊り客です」「ここがホテルに見えるか?」。パブの客、全員ジェイクを見ている。「ちゃんと鍵も持ってる。経営者に聞けば分かるはず」バーの男、鍵を奪い「経営者は俺だ」客「その子、アメリカ兵?」別の客「まさか、でもアクセントが変だ。スパイだろ?」ジェイク「何だって? 違うよ。僕は旅行者だ」経営者「昔ながらのやり方で、口を割らせてやるぞ」。すると、皿が次々と宙を舞って壁に激突し始め、客たちは悲鳴を上げ、防御姿勢になる。「逃げて!」オリーヴがジェイクの手を引き、屋外へ。エマが用意していた馬車に乗る。エマ「走れ、もっと早く!」。頭上には敵の飛行機の編隊が現れる。
 ジェイク「すごい! 君たちは本物だ」エマ「言ったでしょ?」ジェイク「僕にも能力がある」「何の?」「パブで見ただろ? いろんな物が飛んで壊れた」「あれは僕の念力で動かした」「ミラードが?」「ああ」(ちなみにミラードは透明人間。)「今、君は全裸なのか?」「うん」「あのさ、1943年に爆撃されたんだよね」「今も1943年よ」「1943年の9月3日だ」「ループの中はずっと同じ日なの」。
 廃墟となる前のきれいな施設へ。ドアが開くと、パイプをくわえた女性「時間通りね。(手を差し出して)ペレグリンよ。ようこそ」。握手して「パブの主人が警官を連れて来てない? 今月は2回も殺してる。厄介だわ」エマ「ミラードが物を壊したり、オリーヴが少し火をつけたかも」オリーヴ「ジェイクが危なかったの」ペレグリン「ジェイク、随分大きくなったわね。エイブから届いた写真では幼かったわ。中に入って。お茶が冷めるわ」……。

 ここまでで映画が始まってから30分強。あっという間の展開でした。この後、ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたちは普通の人間が持っていない超能力をもっている集団で、やはり超能力を持っているものの、人間の目玉を食べないと普通の姿に戻れない悪者の超能力者たち(その総大将を演じるのがサミュエル・L・ジャクソン)との戦いを繰り広げ、それに主人公ジェイクとエマの恋物語が絡むという構成になっていました。タイトルロールによると、テレンス・スタンプも出演しているはずなのですが、私は確認することができませんでした。見事なCGとショットの正確さ、編集の見事さ、どれを取っても及第点に達していると思います。特にファンタジー映画が好きな方にお勧めです!

P.S.今日の午前9時から、WOWOWシネマで、鈴木則文監督、菅原文太主演、愛川欽也助演の『トラック野郎』シリーズの放映が始まります。今日は午前9時から第一作『トラック野郎・御意見無用』、午前1-時45分から第二作『トラック野郎・爆走一番星』の放映があり、来週の土曜日(8月18日)も午前9時から第6作『トラック野郎・男一匹桃次郎』、午前10時45分からシリーズ第7作『トラック野郎・突撃一番星』、そして翌日曜日(8月14日)には午前9時から第8作『トラック野郎・一番星北へ帰る』、午前11時から第9作『トラック野郎・熱風5000キロ』、最後を締めくくるのは同日午後1時から放映されるシリーズ最終作『トラック野郎・故郷特急便』です。
 これだけまとめて『トラック野郎』シリーズを見られること自体が珍しいことですし、私もここで鈴木則文監督の魅力に改めて触れさせていただこうと思っています。
 いずれにしろ、映画好きなのにまだWOWOWに加入されていない方、今すぐに加入手続きをして、これらの作品を観ていただきたいと思います。(ちなみに鈴木則文監督は山根貞男さん、蓮實重彦先生ら、多くの映画評論家の方々から高い評価を受けている映画監督さんです。事前に『トラック野郎シリーズ』のことを知っておきたい方は、ウィキペディアに詳しい説明文が書いてありますのでどうぞご覧下さい。)

 →「Nature Life」(http://www.muse.dti.ne.jp/~m-goto

P.S. 今から約30年前、東京都江東区で最寄りの駅が東陽町だった「早友」東陽町教室の教室長、および木場駅が最寄りの駅だった「清新塾」のやはり教室長だった伊藤先生、これを見たら是非下記までお知らせください。黒山さんと私が、首を長くして待っています。(また伊藤先生の情報をお持ちの方も是非お知らせください。連絡先;m-goto@ceres.dti.ne.jp)