また昨日の続きでです。
劇場の亭主「おい、何だ。お前な、こっち来い。(青年、亭主の向かいに座る。)お前、うちの奴とできてるそうやな」「冗談じゃないよ」「んー、いいんだよ。隠さなくたって。うまくやってくれよ。これは俺からのお願いだ。今頃はあいつとでっかくやってると思ってたのによう。お前のその……だと毎晩2つや3つはいけるはずだ」「ああ、いけるよ」「だったらあいつを慰めてやってくれよ。それが俺のためにもなるんだしよう。な、な、アハハハハ。紹介しよう。俺の彼女だ」。青年、去る。
劇場へ。「2,3発やるか」と独白。ギターを股間にはさみ、チンコのまね。劇場の中へ。
女主人と裸で抱き合い「奥さん、愛してるよ、俺は。ホントに愛してるよ。何も信じられないけど、奥さんだけは信じられそうだよ。死ぬまで愛してみせるよ」。女、「ホントね」
と激しくよがる。青年、女の全身にキス。汽笛の音。男、ペニスを挿入。よがる女。「愛してるわ、愛してるから、どんなことだってできるのよ。愛してる。だから(キス)何でもできるの」。後背位。女、激しくよがる。青年、「叫べよ、もっと叫べよ」。
のぼりを立てた自転車に乗り、ギター持つ青年。自転車を停める。口にはハーモニカ。路上に自転車を停め、ギターの演奏を始め、語り出す。男、2人寄ってくる。「いらっしをい、はい、いらっしゃい、いらっしゃい、公楽館大公開―!」。青年、語りを再び始める。車停まる。男「きのうの彼女があんたに会いたいって言ってんだけどなあ」「俺、会いたくねえよ」。青年の語り。男、「強姦しそこなったきまり、つけなきゃいけないよう。みっともないだろう? ちゃんとおつけにならないと。俺の親友ってことになってんだからよう」。車去る。青年の語り。(画面は山道を行く自転車。その前に車。やがて海辺に立つ赤い女。青年、自転車倒し、ギター置き、女に付いていく。男も。)
廃船の中。「何だよ、用って」赤いセーターの女「あなたのお母さん、連れて来てあげたわよ。(立ち上がる中年女性。緑の女も来る。)」「よせやい。ひどい冗談だよ。どういうつもりなんだよ。いくら冗談だって笑いごとですまされない冗談だってあるんだぜ。俺はこんな人、知らないねえ」「お母さん、どうなんですか?」「もう終わりにしてくんねえか?」。去ろうとする青年の袖を引っ張って「逃げんの? どうして逃げんの?」「逃げよう? 冗談言うない。下らなくて我慢できねえからだよ」「お母さん、どうなんですか?」。青年、赤い女につかみかかり、「この野郎―! 頼むからいい加減にしてくれよう」「お母さんに本当のこと言いなさいよ。言いなさいよ」。中年女性、去る。赤い女「何すんのよう。やめてよ」青年「畜生、きのうの続きだよう」。赤い女、浜辺に逃げるが、波打ち際で青年に押し倒される。ロング。赤い女、立ち上がり、また逃げだす。緑の女の声「きのうの続きだってさあ。あいつにも続きがあったのかな。(赤い女、また押し倒される。)」「何すんのよ」。ズームアップ。赤い女、全裸に。緑の女の男「そうかい、そうかい」。青年も上半身裸に。男「あいつ、できないだろうなあ」。緑の女「いや、やれるかもしれないよ」。「できないよ」。青年、自分の下半身も裸に。画面に黒み、出現。緑の女「やせてっけど、いい体してんねえ。うん、いけそうだよ」。赤い女の顔のアップ。男「できないよ」緑の女「強姦って難しいんだよね」。またフルショット。青年、後背位で犯す。緑の女「……歩いてっからさ。感情が戻ってきたんだよ。あの人」。青年、抵抗する女にビンタ。緑の女「行けそうだ。ねえ、やれるかやれないか賭けようか?」男「できないよ」「何賭ける? ねえ」「うーん」。赤い女、絶叫。緑の女「あー、ダメだよ。賭けないつもり?」。青年、腰動かし、女静かになる。波。2人キス。緑の女近づき、男もすぐそばまで行って、座って見る。緑の女、「バカ」と砂に書く。ことが終わり、赤い女立ち上がり、男に向かって「何よ、はー、はー、こんなんで何かやった気になったの?」と言い、去る。
倒れた自転車。青年、戻ってきてギターを拾い、自転車を押す。自転車の荷台に乗る緑の女。「何だよ?」「見てない?」「降りろよ」「(ギターを取り上げ)いいじゃない」。青年、自転車をこぎ出し、車ついてくる。青年「こんにちは~♪こんにちは~♪にし~の~くにから~♪こんにちは~♪こんにちは~♪ひがしの~くにから~♪(中年女性を追い越す。)こんにちは~♪こんにちは~♪世界の~ひと~が~♪こんにちは~♪こんにちは~♪桜の~くに~へ~♪1970年の♪……」。(また明日へ続きます……。)
→Nature Life(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/)
劇場の亭主「おい、何だ。お前な、こっち来い。(青年、亭主の向かいに座る。)お前、うちの奴とできてるそうやな」「冗談じゃないよ」「んー、いいんだよ。隠さなくたって。うまくやってくれよ。これは俺からのお願いだ。今頃はあいつとでっかくやってると思ってたのによう。お前のその……だと毎晩2つや3つはいけるはずだ」「ああ、いけるよ」「だったらあいつを慰めてやってくれよ。それが俺のためにもなるんだしよう。な、な、アハハハハ。紹介しよう。俺の彼女だ」。青年、去る。
劇場へ。「2,3発やるか」と独白。ギターを股間にはさみ、チンコのまね。劇場の中へ。
女主人と裸で抱き合い「奥さん、愛してるよ、俺は。ホントに愛してるよ。何も信じられないけど、奥さんだけは信じられそうだよ。死ぬまで愛してみせるよ」。女、「ホントね」
と激しくよがる。青年、女の全身にキス。汽笛の音。男、ペニスを挿入。よがる女。「愛してるわ、愛してるから、どんなことだってできるのよ。愛してる。だから(キス)何でもできるの」。後背位。女、激しくよがる。青年、「叫べよ、もっと叫べよ」。
のぼりを立てた自転車に乗り、ギター持つ青年。自転車を停める。口にはハーモニカ。路上に自転車を停め、ギターの演奏を始め、語り出す。男、2人寄ってくる。「いらっしをい、はい、いらっしゃい、いらっしゃい、公楽館大公開―!」。青年、語りを再び始める。車停まる。男「きのうの彼女があんたに会いたいって言ってんだけどなあ」「俺、会いたくねえよ」。青年の語り。男、「強姦しそこなったきまり、つけなきゃいけないよう。みっともないだろう? ちゃんとおつけにならないと。俺の親友ってことになってんだからよう」。車去る。青年の語り。(画面は山道を行く自転車。その前に車。やがて海辺に立つ赤い女。青年、自転車倒し、ギター置き、女に付いていく。男も。)
廃船の中。「何だよ、用って」赤いセーターの女「あなたのお母さん、連れて来てあげたわよ。(立ち上がる中年女性。緑の女も来る。)」「よせやい。ひどい冗談だよ。どういうつもりなんだよ。いくら冗談だって笑いごとですまされない冗談だってあるんだぜ。俺はこんな人、知らないねえ」「お母さん、どうなんですか?」「もう終わりにしてくんねえか?」。去ろうとする青年の袖を引っ張って「逃げんの? どうして逃げんの?」「逃げよう? 冗談言うない。下らなくて我慢できねえからだよ」「お母さん、どうなんですか?」。青年、赤い女につかみかかり、「この野郎―! 頼むからいい加減にしてくれよう」「お母さんに本当のこと言いなさいよ。言いなさいよ」。中年女性、去る。赤い女「何すんのよう。やめてよ」青年「畜生、きのうの続きだよう」。赤い女、浜辺に逃げるが、波打ち際で青年に押し倒される。ロング。赤い女、立ち上がり、また逃げだす。緑の女の声「きのうの続きだってさあ。あいつにも続きがあったのかな。(赤い女、また押し倒される。)」「何すんのよ」。ズームアップ。赤い女、全裸に。緑の女の男「そうかい、そうかい」。青年も上半身裸に。男「あいつ、できないだろうなあ」。緑の女「いや、やれるかもしれないよ」。「できないよ」。青年、自分の下半身も裸に。画面に黒み、出現。緑の女「やせてっけど、いい体してんねえ。うん、いけそうだよ」。赤い女の顔のアップ。男「できないよ」緑の女「強姦って難しいんだよね」。またフルショット。青年、後背位で犯す。緑の女「……歩いてっからさ。感情が戻ってきたんだよ。あの人」。青年、抵抗する女にビンタ。緑の女「行けそうだ。ねえ、やれるかやれないか賭けようか?」男「できないよ」「何賭ける? ねえ」「うーん」。赤い女、絶叫。緑の女「あー、ダメだよ。賭けないつもり?」。青年、腰動かし、女静かになる。波。2人キス。緑の女近づき、男もすぐそばまで行って、座って見る。緑の女、「バカ」と砂に書く。ことが終わり、赤い女立ち上がり、男に向かって「何よ、はー、はー、こんなんで何かやった気になったの?」と言い、去る。
倒れた自転車。青年、戻ってきてギターを拾い、自転車を押す。自転車の荷台に乗る緑の女。「何だよ?」「見てない?」「降りろよ」「(ギターを取り上げ)いいじゃない」。青年、自転車をこぎ出し、車ついてくる。青年「こんにちは~♪こんにちは~♪にし~の~くにから~♪こんにちは~♪こんにちは~♪ひがしの~くにから~♪(中年女性を追い越す。)こんにちは~♪こんにちは~♪世界の~ひと~が~♪こんにちは~♪こんにちは~♪桜の~くに~へ~♪1970年の♪……」。(また明日へ続きます……。)
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