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サム・ライミ監督『死霊のはらわた 2』その1

2012-03-20 14:55:00 | ノンジャンル
 サム・ライミ監督・共同脚本の'87年作品『死霊のはらわた 2』をDVDで見ました。
 「邪悪な世界に通じる『死者の書』が紀元1300年に消えた」とのナレーション。山小屋を勝手に使っていたアッシュとリンダは、テープレコーダーを発見し再生すると、そこにはノラビー教授の声で録音がされていて、妻ヘンリエッタと娘アニー、助教授とともに死者の書を発見し、生きている者に乗り移るという死霊を呼ぶ呪文がそれに書かれていたことが語られていました。デープの中で唱えられた呪文とともに、物々しい音とともに森から山小屋へと猛スピードで前進してきたカメラは、窓ガラスを突き破ってリンダに激突します。消えたリンダを探しに外に出たアッシュは死霊化したリンダに襲われ、スコップで首をはね、死体を埋めます。その後、アッシュも死霊化しますが、太陽が上ると、死霊は木のむろの中へ煙もろとも立ち去ります。
 「こっちへ来い」と呼ぶ山小屋から目を反らし、車で森を立ち去ろうとするアッシュでしたが、来た時に渡った橋は無残に破壊されていました。すぐに訪れる夜。死霊から車で逃げ、家の地下へ逃げ込むと、死霊は一旦去ります。やがて自動ピアノの音に合わせ、甦ったリンダは自分の首をもてあそんで踊り、一旦は森に去りますが、首だけアッシュに襲いかかり、アッシュは首を万力で止め、電動ノコで胴体ともにメッタ切りにします。
 ショットガンを手にいれたアッシュでしたが、自然に動く揺り椅子に脅え、鏡の中から自分の顔を掴む自分の幻影に悩まされ、ついに右手だけ死霊に乗っ取られます。
 一方、アニーと助教授は教授夫妻と連絡が取れなくなったため、夫妻がいるはずの山小屋へ向かいますが、橋が壊された現場に至ると、地元のカップル、ジェイクとボビーに金を渡して秘密の小道を案内してもらいます。
 アッシュは右手が自分を殺そうとするため、電動ノコで右手を切り落とします。動き回る右手めがけてショットガンを撃つと、それによって開いた穴から大量の血が噴出し、やがてそれは黒い液体となり穴に戻ります。すると今度は部屋の中の物が次々に笑い出し、つられて高笑いするアッシュ。すると先ほど撃ったショットガンの弾が外にいたボビーを傷つけたため、助教授とジェイクが部屋に乗り込み、アッシュを取り押さえ、血だらけの部屋を見たアニーは、両親を傷つけたと誤解してアッシュを地下室に閉じ込めます。テープの先をアニーが再生すると、教授の妻が死霊化したため、教授はそれを地下室に埋めたとの声が聞こえ、すると地下室の地面からヘンリエッタの死霊が甦り、アッシュを襲おうとし、すんでのところでアッシュは地下室から解放されます。
 外に邪悪な気配を感じるというアッシュ。するとヘンリエッタは生きていた時の姿に戻り、アニーに聞かせた子守唄を歌って、自分を地下室から出してくれと言います。アニーが拒否すると、先程ヘンリエッタから受けた傷がもとで、死霊化する助教授。アッシュは斧でメッタ切りにし、緑の血が飛び散ります。
 やがて来た道が消えているのに気付くジェイク。静寂の後、激しい金属音が様々な方から聞こえ、「何かがこの世に現れようとしている」というアッシュ。すると隣の部屋へと通ずる扉が開いて中から光が見え、4人が行ってみると、そこでは教授の霊が「死者の書には死霊を追い払う呪文も書いてあり、紀元1300年にそれを唱えた者は『空から来た英雄』と呼ばれた」と言うのでした。その時、手首だけの死霊に腕を掴まれているのに気付いたボビーは、悲鳴を上げて森の中へ逃げ出します。彼女は動く枝にからまれ、地面を猛スピードでひきずられると、大木に激突します。(明日へ続きます‥‥)

→Nature Life(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/