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内閣支持率の不思議

2008-08-28 15:49:40 | ノンジャンル
 先日、古本屋で買った本を読み終わると、床に紙切れが落ち、それを見ると何と著者が編集者に出した手書きの手紙でした。サイン本と同じように高値で本と一緒に売ろうかなと思いましたが、プライベートな内容のため、泣く泣く私自身のお宝にすることにしました。それにしてもビックリしました。

 さて、今日発行のフリーペーパー「R25」に、内閣支持率が新聞やテレビによってバラバラである理由が載っていました。ちなみに福田首相の内閣改造後の内閣支持率は、最も高い読売新聞で41.3%、最も低い朝日新聞で24.0%と、約17%も違っています。
 以下、記事の引用です。(若干変えてあります。)
 「現在の世論調査の主流は『RDD(ランダム・デジット・ダイアリング)方式』という電話調査で、これは固定電話の番号をコンピュータでランダムに選択し、その番号に電話をかけるというものだそうです。しかし、若い世代には固定電話を持っていない人たちが増えているし、独身の会社員は日中家にいません。これではいろんな声を集めにくいし、調査対象に偏りがでる可能性もあります。
 もうひとつよく指摘されるのが、新聞社の論調に影響を受けているのでは、という見方。新聞にはそれぞれ主義主張やカラーがあります。好きな新聞の調査には答えるが、そうではない新聞には答えない、というケースも考えられ、結果的にその新聞を好きな人の回答が多くなり、各紙の論調が調査に反映されるんじゃないかという訳です。」
 2番目に指摘されていることを聞いて、なるほどと思いました。実際政府寄りである読売新聞の内閣支持率が最も高く、産業の経営陣の意見を代弁する日経新聞が2番目、政府に批判的である左翼的な朝日新聞が最も低いというのも、当てはまります。面白いのは産経新聞で、全体のちょうど真ん中あたりの支持率を示しています。これは中立性が高いというよりも、あまりにも新聞が右に行き過ぎていて、それによって政府を批判する傾向があるからなのではないでしょうか?
 以前から不思議に思っていた内閣支持率のバラツキに、回答を得た気がしました。