山田詠美さんのエッセイの中で言及されていた楳図かずお氏の「赤んぼう少女」を読みました。どういう文脈の中で言及されていたのかは、はっきりとは覚えていませんが、確か家族を扱ったマンガとしても読める、といった感じで書かれていたように思います。
読んでみて、確かに家族を扱ったマンガだとは思いましたが、恐ろしくてやっぱり恐怖を目的に描かれたマンガだと思いました。
孤児として施設を転々としていた主人公の少女が、自分の本当の父母が分かり、自分の家に帰ってきます。が、そこには醜い赤んぼうのまま、成長が止まった姉がいて、美しい妹への嫉妬から、機をみては妹を殺そうと狙っています。恐ろしい思いを散々した結果、姉は自分の仕掛けた罠に自らはまり、死んで行く、という話です。
話も恐ろしいのですが、狂気をはらんだ母親の目つきとかがとても恐ろしいものでした。赤んぼうの姉の醜さも恐ろしく、楳図かずおの恐怖マンガは今読んでも十分恐いということが分かりました。
恐いマンガを読みたい人にはオススメです。
読んでみて、確かに家族を扱ったマンガだとは思いましたが、恐ろしくてやっぱり恐怖を目的に描かれたマンガだと思いました。
孤児として施設を転々としていた主人公の少女が、自分の本当の父母が分かり、自分の家に帰ってきます。が、そこには醜い赤んぼうのまま、成長が止まった姉がいて、美しい妹への嫉妬から、機をみては妹を殺そうと狙っています。恐ろしい思いを散々した結果、姉は自分の仕掛けた罠に自らはまり、死んで行く、という話です。
話も恐ろしいのですが、狂気をはらんだ母親の目つきとかがとても恐ろしいものでした。赤んぼうの姉の醜さも恐ろしく、楳図かずおの恐怖マンガは今読んでも十分恐いということが分かりました。
恐いマンガを読みたい人にはオススメです。