自転車にまつわる四方山話(よもやまばなし)

自転車に関する気ままなブログです。

パンク

2014年03月09日 21時35分30秒 | その他
気温は低いものの風は無く、自転車に乗るのには好天気。
久しぶりに自転車で出かけました。

しかし、途中でパンク。



急にハンドルの切れ悪くなったと思うと、すぐに路面のゴツゴツ感がハンドルに。
自転車を止めて確認すると、既に前輪の空気が抜けています。
パンクです。



一旦、空気を入れて何が原因か調べてみましたが、分かりません。
とにかく、チューブを交換することに。

タイヤをタイヤレバーでリムから外し、チューブを取り出してパンクの原因を調べてみると・・・
タイヤの内側で1ヶ所、何かが弾けたような白い粉の跡。

白い粉は、チューブの中に入っているゴムのくっつきを防止するためのもの。
穴が開いたことで、そこから吹き出したものでした。

指で触るとその真ん中に犯人を発見。

非常に小さい針の先のようなものがタイヤに刺さっていました。

2月の大雪では、除雪した雪が道路脇残り溶けずに暫く残っていました。
ようやく溶けた跡は、砂や小砂利でザラザラに。
ロードタイヤでは滑りやすく、パンクのリスクも高まるので踏みたくはないのですが、車道側に膨らむわけにもいかず仕方なく走ってしまいます。
普段であれば拾うこともない小さな突起物も砂に紛れて踏んでしまったのかもしれません。
思わぬ大雪の後遺症でした。
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Holks ハンドル&ステムの交換

2014年03月08日 18時28分54秒 | メンテナンス
2月の週末は、雪と気温の低い日が多く、結局ほとんど自転車には乗れませんでした。
少し時間もあったので、Holksのステムとハンドルの交換を行うことにしました。



日頃あまり乗ることの無いHolksですが、たまに乗るとポジションがしっくりこない気がしていました。
ブレーキブラケットの位置が遠く感じるのです。
加齢による体型の変化か、運動不足による筋力の低下のためでしょうか?
最近乗っているロードの楽ちんポジションに慣れてしまったからのようでもあります。

ブレーキブラケットまでの距離を短くして、ポジションを改善するためにステムを交換することにしました。

現行ステムは、Cinelli 1R の110mm、バーは、Giro de Itaria です。


交換するステムは、同じCinelli 1R で100mm。
この際、バーも Champion del Mondo Mo.66 に戻すことに。

Champion del Mondo は、Giro に比べ曲がりは深く、また最近のディープ バーと比べてもかなり大きなアールです。
深曲がりのバーで下を握ることはほとんど無いのですが、バー上部のショルダー部は握りやすく、カンパの旧ブレーキレバーのような細身のブラケットには合っている気がします。
(Giroは、ショルダーの部の角度が急で、私にはしっくり来ませんでした)

交換するためには、バーテープを剥がし、ブレーキブラケットも外さなければなりません。
少々面倒ですが、ブレーキ本体からワイヤーを外し、ブラケットからもワイヤーを抜き、ようやくバーからブラケットが外せます。

この時代のカンパ レバーパッドは傷みやすく、経年でひび割れや硬化が生じます。
ご多分にもれず、このパッドもひび割れから千切れへと進行していました。





このパーツも思い切って交換します。

バーテープは、手持ちの「藤田サドル工業」の綿製。
昔は、ロードもランドナーも皆が使っていた定番商品。





今もあるのかネットで調べてみると、数年前に会社をやめてしまったようでした。
ここにも時代の流れを感じます。

Champion del Mondo 旧マーク



1Rのヘッドキャップ


No.66 の刻印



(Champion del Mondo は、No.66とNo.63の2種類があったように思うのですが、その差が何か分かりません。
ずっと、曲がりの深さの差だと思っていたのですが、そうではなさそう。
どなたかご存じの方、ご教示下さい)

レバーパッドは、2002年に予備用としてショップで購入したもの。



当時、ショップの方からカンパ純正ではないと伝えられました。
恐らく天然ゴムではなく合成ゴム製。そのせいか丈夫そうな感じです。


ステアリング回り



全体のプロポーション


今更ですが、このフレームは少し大きかったようです。
30年以上経って今更ですが・・・。

コメント (5)
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ステムの話 Cinelli (チネリ) 1 A

2014年03月02日 15時45分01秒 | パーツ
スレッドステムの代表と言えば、Cinelli 1A です。
生産終了していたようですが、現在復刻販売されています。


(このステムは、1976年頃に購入した 90mm)

1970年代前半のイタリアンロードには、定番として用いられていました。
1A 以降のアルミ スレッドレッドステムに大きな影響を与えたデザインだと思います。

特徴は、引き上げボルトの頭を枕頭式にし、全体を滑らかな曲面で仕上げていること。

突き出し部分、胴回りの丸み。


クランプ部分の丸み。


そして突き出し部分からクランプ部にかけてのアール。


クランプボルトは、正面が空転止めの付いたボルトと裏側のアーレンキーナットで締め付けます。

正面からは、無骨なボルトですっきりしたデザインを壊さず、横から見てもボルトの無駄な出っ張りが無いように考えられています。



「洗練されすぎた」デザインとも言えます。

当時の「Cinelli」マークは、↓



その後、マークが変わり




(110mm キヨ・ミヤザワには、これも取り付けていました)

1967年のミラノショーで試作展示されたのがデビュー。
翌年から販売されたようなので実に45年間!愛され続けるデザインは、正に「秀逸」の一言に尽きると思います。
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