![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/5c/e65447654c7aba2a674d82bcad2ee6ca.jpg)
昔々、Campagnolo は自社パーツの性能を発揮するために、取り付ける側(フレーム)の精度も要求し、その仕上げを行うための専用工具を用意していました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/63/ef77e3bb99c096dc7361177578925406.jpg)
いわゆる「大工具セット」です。
木箱に入った正にプロ用の専用工具。
当時、高級輸入ロードバイクと同じぐらいの価格で、とても手の届くものではありませんでした。
一度は手にしたい工具セットでしたが、スチールフレームの衰退によって生産も終了したようで、今では時折オークションで見かけるくらい。
それもビックリするぐらいの価格です。
フレームを仕上げる工具としては、フランスの「VAR」やアメリカの「Park Tool」などもあります。
いずれも、使用するのがプロ(ショップ)ということもあり、耐久性も高い分、価格も高く趣味で持つものとしては躊躇するものです。
フレーム専用工具で以前から欲しいと思っていたのが、フレームエンドの平行を確認・修正する「エンド平行修正工具」です。
滅多に使うことはないのですが、複数台保有している中でエンドの平行度を確かめたいと思う時があり、その都度ショップに頼むのも面倒くさいもので、自分で保有しておきたかったのです。
正月休みにWebでいろいろ調べていると、比較的リーズナブルな専用工具を見つけました。
それがこちら ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/a9/28b712271d94ad9064ad262bac2576fb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/89/0f2286f3f8f70b629e20161895472d23.jpg)
Cyclus Tools
ドイツのメーカーのようです。
比較的最近のメーカーですが、フレーム仕上げに必要な工具をほぼ取り揃えています。
あまりショップで見かけることはありません。
専用工具なので売れる数も限られているからでしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/5c/e65447654c7aba2a674d82bcad2ee6ca.jpg)
この工具の構成は、シャフト(柄の部分)とヘッドの間にはさんだ厚みの異なる数枚のスペーサーです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/cf/48158e5e9f1a438c00ede45962fe7500.jpg)
使用方法は、エンドの幅に合わせてスペーサーを入れ替え、左右のエンドにそれぞれ挟んでセンターのすき間で確かめるというものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/fd/e6b2f165fe11bf6f31597d6ee3e0f7c6.jpg)
DeRosa Planet のエンドを確かめてみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/a5/0dc1637312a2083d37736c5f73318e72.jpg)
バッチリ平行は保たれていました。
もし、平行が保たれていなければ、長い柄の先端を握ってヘッド部分が平行になるよう捻って調整を行います。
Cyclus Tool の工具は使ってみて、精度、耐久性、扱いやすさ共にかなり高いレベルと感じます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/f9/1e895f0552d744c7fc70a52bce29c9ef.jpg)
さて、カンパの工具セットの時代では、エンド幅が、100mm、120mm、126mm の3種類程度でした。
今では、更に 130mm に 135mm まで。
スペーサーの種類も増えています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/63/ef77e3bb99c096dc7361177578925406.jpg)
いわゆる「大工具セット」です。
木箱に入った正にプロ用の専用工具。
当時、高級輸入ロードバイクと同じぐらいの価格で、とても手の届くものではありませんでした。
一度は手にしたい工具セットでしたが、スチールフレームの衰退によって生産も終了したようで、今では時折オークションで見かけるくらい。
それもビックリするぐらいの価格です。
フレームを仕上げる工具としては、フランスの「VAR」やアメリカの「Park Tool」などもあります。
いずれも、使用するのがプロ(ショップ)ということもあり、耐久性も高い分、価格も高く趣味で持つものとしては躊躇するものです。
フレーム専用工具で以前から欲しいと思っていたのが、フレームエンドの平行を確認・修正する「エンド平行修正工具」です。
滅多に使うことはないのですが、複数台保有している中でエンドの平行度を確かめたいと思う時があり、その都度ショップに頼むのも面倒くさいもので、自分で保有しておきたかったのです。
正月休みにWebでいろいろ調べていると、比較的リーズナブルな専用工具を見つけました。
それがこちら ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/a9/28b712271d94ad9064ad262bac2576fb.jpg)
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Cyclus Tools
ドイツのメーカーのようです。
比較的最近のメーカーですが、フレーム仕上げに必要な工具をほぼ取り揃えています。
あまりショップで見かけることはありません。
専用工具なので売れる数も限られているからでしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/5c/e65447654c7aba2a674d82bcad2ee6ca.jpg)
この工具の構成は、シャフト(柄の部分)とヘッドの間にはさんだ厚みの異なる数枚のスペーサーです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/cf/48158e5e9f1a438c00ede45962fe7500.jpg)
使用方法は、エンドの幅に合わせてスペーサーを入れ替え、左右のエンドにそれぞれ挟んでセンターのすき間で確かめるというものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/fd/e6b2f165fe11bf6f31597d6ee3e0f7c6.jpg)
DeRosa Planet のエンドを確かめてみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/a5/0dc1637312a2083d37736c5f73318e72.jpg)
バッチリ平行は保たれていました。
もし、平行が保たれていなければ、長い柄の先端を握ってヘッド部分が平行になるよう捻って調整を行います。
Cyclus Tool の工具は使ってみて、精度、耐久性、扱いやすさ共にかなり高いレベルと感じます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/f9/1e895f0552d744c7fc70a52bce29c9ef.jpg)
さて、カンパの工具セットの時代では、エンド幅が、100mm、120mm、126mm の3種類程度でした。
今では、更に 130mm に 135mm まで。
スペーサーの種類も増えています。
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