春の花第3弾は正しく女王に相応しいこちらの花
これも会社に今咲き誇ってるものです
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種類
ヤマザクラ、 オオヤマザクラ(大山桜)、 カスミザクラ(霞桜)、 オオシマザクラ(大島桜)、 サトザクラ(里桜)、 エドヒガン(江戸彼岸)、 ソメイヨシノ、 マメザクラ、 チョウジザクラ(丁子桜)、 ミヤマザクラ(深山桜)、 カンヒザクラ(寒緋桜)、 カンザクラ(寒桜)
染井吉野(ソメイヨシノ)の桜について!
400種類くらいある 全国にある桜の70%はソメイヨシノであるといわれている。
《ソメイヨシノ》
自然に咲いている「オオシマザクラ」と「エドヒガン」が合わさってできた。 オオシマザクラの特徴の大きな花。 エドヒガンの特徴の葉っぱより先に花が咲く。
どうしてソメイヨシノという名前がつけられたかというと、 東京都豊島区にあった、「染井村(そめいむら)」からソメイヨシノが広まった。 この、染井と昔から桜の名所であった奈良県の吉野山の吉野が合わさって名づけられたのが、ソメイヨシノです。
しかし、ソメイヨシノが日本中で大ピンチ。
全国のソメイヨシノが一斉に弱り始めているのには、その増やし方に原因がある。 ソメイヨシノの様な「園芸品種」は、種で増やすことができない。そのため、「接ぎ木(つぎき)」という方法をとっている。
(接ぎ木とは、別の木の上に木の枝などを継ぎ足して育てる方法。)
ソメイヨシノ場合、まずはじめに、ソメイヨシノの枝をけずる。そして、その枝を別の桜の木の土台に刺す。そうすると、ソメイヨシノの枝は土台の木にくっついて一緒に成長していく。
ソメイヨシノはもともと一本の木だったにを接ぎ木でどんどん増やしていった。 つまり、日本中のソメイヨシノは一本の木からコピーされたようなもの、コピーなので、伸びる速さも花を咲かせる時期も同じ、だから、一斉にに花を咲かせる。
ただ、年を取る時期もみんな一緒。植えた時期が同じなら、同時に弱り初めてします。
寿命は60年といわれている。
今、日本にあるソメイヨシノは、60年ぐらい前に植えられてものが多い。それで、日本中のソメイヨシノが弱り初めているわけです。
☆どうして、人口的に増やさなければいけないのか?
山桜などの野生の品種の桜は、違う木同士だった場合、飛んできた花粉が雌しべについて、種を作ることができる。 しかし、ソメイヨシノの場合は、違う木同士の場合であっても、種を作るところが発達しないために種ができない。 もし、ほかの種類の桜だったら、種を作ることはできるが、できた種は純粋なソメイヨシノの種と言うわけではない。 だから、人工的に作らなければならない。 ソメイヨシノはコピーだから、皆同じ性質を持っている。
手入れの方法によっては、寿命を延ばすことができる。 『お手入れ』 腐って穴が開いてしまった場合。その穴の中に「ピートモス」という植物の繊維を詰める。このピートモスが木のシップの役割を果たす。すると、中に新しい根っこが出てくる。
桜の木の根元の土が固くなる(花見に来た人たちが、周りの土を踏み固めてしめう。)こうなると、根っこが伸びなくなり、栄養をとることができなくなる。
やっぱり綺麗ですね・・・桜