こんにちは!
koiです。
もうセミ鳴いてました。
梅雨明け頃からは、アブラゼミの「ジリジリジリジリ」といった鳴き声が多く、夏の終わりにかけて耳にすると思います。
なお、8月後半頃からは、ツクツクボウシの「オーシー ツクツク」といった鳴き声が目立ってきています。
元々、ツクツクボウシが鳴くピークは8月後半から9月頃なので、残暑が厳しくてもセミは季節の変化を感じているようです。
ちなみに、ツクツクボウシには、九州の地名にちなんだ伝説があるのですが、その地名とは、次のうちどれでしょう。
①福岡の筑紫(ちくし・つくし)
②宮崎の椎葉(しいば)
③鹿児島の志布志(しぶし)
正解は
①筑紫(ちくし・つくし)です。
これは、旅先で亡くなった筑紫の人が、セミに生まれ変わって、「筑紫、恋しい(つくし、こいしい)」と故郷を思って鳴いているのが、「ツクツクボウシ」というように聞こえる、というちょっと切ない伝説なんです。
夏の終わりのもの悲しさも重なったのかもしれませんね。
今年は、セミの鳴き声の変化で、季節の移ろいを感じてみてはいかがでしょうか。