うれし涙を見るために・・・芽育学院

みんなの《うれし涙》を見るために・・学院長がソウルする!
 《うれし涙》こうして流す。
  《うれし涙》家族で流す。

朝といえば

2012-11-29 05:53:14 | カズナリ先生より




朝勉が続いています。



中3の期末テストの範囲に


理科では、天体


国語では、万葉集



が含まれているところが多いです。





金星の輝きを見て、宵の明星の意味を知り

夜見たオリオン座の高さと、明け方見たその位置を比べては

星の日周運動を知ることが出来ます。




万葉集には、こんな歌があります。


東(ひむがし)の野に炎(かぎろひ)の立つ見えてかへり見すれば月傾(かたぶ)きぬ


~東の野の果てに朝日がさしてきて、振り返ると西の空には低く下弦の月が見えている。


という意味です。




今の月は、下弦ではなくほぼ満月ですが

東の空から朝日がさしてきて、西の空に月が見える状況は変わりません。

昔の人も同じ情景を見ていたのでしょう。


と、同時に結構早起きだったことも分かります。



ちなみに、中2の中間テストで問われた枕草子にも、

早朝の風景が描かれています。




特に今回のテスト範囲の万葉集の舞台は、まさに奈良県中南部の「地元」です。

そして1300年以上前の人々が見て歌を詠んだ朝の風景が

ほぼそのままに展開されています。



早起きは三文の徳とはよくいうけれども

かなり徳を積んだ気持ちになれますよ。




塾に通う生活が続くと、

どうしても夜型になってしまうけれども

試験は朝あるものだから、

ピークは朝の時間帯にもっていけるように

工夫して生活をしていきましょう。






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