今日は3月3日。
ということで
アルトゥール・アンティネス・コインブラさんの誕生日です。
ジーコのことです。
ジーコは、
ブラジル人でサッカーの名選手です。
40歳手前で来日して
日本のサッカーにプロ根性を叩きこみました。
この人のパスやフリーキックも綺麗すぎて
すごくゆっくり見えます。
で、同じく3月3日に生まれたサッカー選手には
ドラガン・ストイコビッチ。
ピクシーもこの日に生まれています。
ピクシーは30歳手前で来日し、
日本人にサッカーって楽しいんだ、
あんなにボールを綺麗に扱えるんだと、教えてくれたファンタジスタです。
ジーコに関しては
学生時代に友人のお手伝いで
当時日本代表監督をしていた彼のインタビューの文章起こしを手伝ったり
ピクシーに関しては、
練習を見に行って軽く挨拶をした、という
すごく薄いつながりがあります
3月3日という日には
創造性あふれるサッカー選手が生まれるというジンクスがあるんでしょうかね。
ジーコがよく言っていた言葉に
ゴールの空いているところにパスをしろ、それがシュートだ
というものがあります。
シュートをよく外す日本人に向けて言ってましたが
シュートとか決めるということにとらわれすぎていて
固くなっているんだと、パスのように落ち着いてちゃんと狙え
って話です。
発想の転換と目的を定めて集中力を高める、ジーコらしい教えなのですが
パスすら満足にできないレヴェルならどうするんだっていうオチもあります。
何かを始めようとするとき、一番大切なのはチャレンジする気持ちだよ
ともよく言っていました。
恐れるなってことです。
人は幸運の時は偉大に見えるかもしれないが、向上するのは不運の時である
そういうことだよねぇ、ってよく言い聞かせてましたね。
もう一人。
ピクシーに関しては
祖国がユーゴスラビアといって今は存在しない国。
現セルビア共和国になります。
生い立ちを含め、なかなかドラマティックで
ユーゴスラビアの崩壊までの歴史を紐解くと
必ず大事件の裏にサッカーがあるといっても過言ではないんです。
一つ一つの言葉が重たいです。
師匠のイビチャ・オシムの言葉も含蓄がありますが
ピクシーの言葉も結構刺さる物があります。
才能なんて、その後の生き方次第で変わってしまう
磨く努力をしなければ
どんなにいい原石であっても
ただ埋もれていくのみ、って話です。
日本にも
神童も
二十歳過ぎれば
ただの人
というのがありますが、
きらめきを維持する努力を続けるのが非常に大切で、
逆に言えばその努力を続けられる人が少ないから
そういう言葉が生まれていくし、
そうならないように、とこういう言葉が生まれるけれども
やっぱりダメでした
の繰り返しのもと、
今生きている人間の大多数が平々凡々と暮らしてしまっているわけです。
小学生、中学生には
まだ伸びしろがあるし、まだ磨けば光るところはたくさん残されているし
今、ピカピカに光っているなら曇らないように一日一日、いつも注意して頑張っていけば
将来、大人物になるかもしれません。
高校生もあるいはなんとかなるかもしれません、かなり厳しいですが。
相当頑張ってください。
大学生は、他の人がしてきた経験や自分がした経験を
だましだまし使いながら、自分の才能をごまかして
背伸びして生きていくと、自然とその丈にあった能力が身につくこともあります。
でもほぼ完成してしまっているので、
めっちゃ輝けるかというと、正直そうでもありません
大学から輝こうとする人もいますが、
小中から輝く努力をし続けている人とは勝負になりません。
なので、いま輝いていない人は、いぶし銀を狙っていくとよいでしょう。
で、社会に出たときになんとなく適応できるように
社会の一員としてどう動くか、動けるのかを意識しながら生活してください
輝く太陽の力を得て光る月のように、
自分が自ら光らなくても、光っている人の力となって輝かせてもらえばいいのです。
3月1日から就活が解禁されていますが、
学歴フィルターだのなんだのという愚痴も聞きますけど
それは、この日までに輝く努力をしてきた者の結果もあるんだと思うよ
ただ人間性を否定されているわけではないので
そこ間違えず、がんばらなきゃいけないと思うよ
ただ世にいう高い学歴を持っている人が、良い奴かといわれるとそうでもない
けど、努力の量は半端ない。
そういうところ踏まえて頑張ってね
と、まぁ広範囲に向けたブログになってしまいましたが
輝く未来は
今この瞬間の努力にかかっています
いやー
サッカーって本当にいいものですね
では
また来週。