高田校の2番目はくーすけが担当します!
11月も終盤になり、中3生は最後の内申点をもぎ取ろうと必死になっていると思います。
しかし、今日は視点を変えてお話しをしたいと思います。
僕は今大学で外国語、主に英語について学んでいます。中高までは、長文読解や解釈、英文法を受験勉強として勉強し、大学でも英語について学びたいと思って入りました。
しかし、大学に入ると英語と一口に言っても様々な分野があり、今までの受験勉強のように単に数値化された点数を上げて競うような勉強ではなく、広く広く自ら勉強することが必要だと感じました。例えば、
英語学、国際理解、英米文学、認知言語学、音声学、小学校英語 などなど
これらはほんの一部です。
しかし、これらどの分野を勉強していても必ずといっていい程、受験勉強の是非の話が出てきます。中高で学習した英語は使えるのか?、受験勉強は良いのか悪いのか、ということです。
結論から言うと、多くの人が知っているように、文科省から今までの訳読中心の授業から英語の4技能(reading,writing,listening,speaking)を高める授業へ変えていく改革が起こっています。
あと数年で中高での英語の授業は全て英語で行われて、生徒も英語で答えなければいけません。
なので僕もこれからの英語教育について日々考えています。
しかし、先日世界的に大きな事件が起こりましたよね。
そうフランスパリの同時多発テロ。
この日僕はたまたま少し早い時間に起きて、twitterを見てみるとテロの速報が次々と出てきました。
すぐにテレビをつけましたが、日曜日だったので、朝のニュース番組はあまりやってなく限られたチャンネルのみでこの話題について報道されていました。
大きな事件で、情報が欲しかったので、BBCやCNNといった海外のニュースサイトを見ました。するともちろんすぐに大体の大まかな情報を得ることができました。
例えば2015.11.17のBBCの記事では
Mr Hollande said he would meet US President Barack Obama and Russian Vladimir Putin in the coming days to discuss action against the group.
He promised more resources for the security forces and said the Charles de Gaulle aircraft carrier would be sent on Thursday to bolster the military campaign against IS.
さてどうでしょう高校生諸君。特に受験生。
意外と読めますよね?!
そんなんですよ。難しい語彙はあるかもしれませんが高校生くらいの英文解釈力だと読めるんです。もしかすると、中3生でも英語がそこそこできる子は読めると思うんです。
先ほどの僕のエピソードからも、先日のように世界的に大きな事件が起こった時に母国語プラス英語で記事が読めることはこれから必須だと思います。
いくら4技能が~、今までの受験勉強は~などと批判されていても、このように今受験生が取り組んでる受験英語は、最低限の英語力を保証してくれています。
受験勉強の全てが良いというわけではないですが、いま勉強して覚えている単語や読解、英文解釈は、必ず将来、いやリアルタイムに生きています。
中高生、受験生も少し考えてみてくださいね。
以上です!!
来週は、高田校の裏ボスなみちゃんで!!!