うれし涙を見るために・・・芽育学院

みんなの《うれし涙》を見るために・・学院長がソウルする!
 《うれし涙》こうして流す。
  《うれし涙》家族で流す。

いいちこ

2015-10-15 01:45:56 | 講師から

「赤黄色の金木犀の香りがしてたまらなくなって
何故か無駄に胸が騒いでしまう帰り道」


これはフジファブリックの『赤黄色の金木犀』の一節です。


今の季節にピッタリですね。


僕はメッセージ性のある歌詞が苦手なのですが、このフレーズにはぐぅの音も出ないほどの共感を覚えます。


こんにちは、koiです。


ようやく最低の季節が終わって、素敵な季節の到来です。


よく「~の秋」と例えられますが、僕的には「思案の秋」。


色彩的な意味で「シアンの秋」というのも良いけれど(どちらかと言えば秋はマゼンタか)、まぁとにかく秋って人に色々なことを考えさせますね。


将来のこと、夢のこと、恋愛のこと、家庭のこと、進路のこと、仕事のこと、、、。


冷たい風が頭をクリアにしてくれて、色んなことに想いが巡る。


結論なんか出なくて良くて、考えることに意味がある。


それが秋という季節の存在意義な気がします。


人には皆それぞれの人生があって、どれ一つ取っても同じものはありません。


悩み事も十人十色。


誰かが作った深い歌詞に自分を写すくらいなら、足りない頭で悩んだ方がよっぽど意味があると思います。


周りの人からのアドバイスも、所詮はその人の経験則から来る狭い価値観に過ぎません。


人生が二三回やり直せるのなら他人の意見を聞いてもいいけれど、そうじゃないのだから、自分で悩んで、自分で決めて、自分を信じて、自分のために生きるべきです。


昔、ある人が言っていました。


「人のために生きることは当たり前。自分のために生きられて一人前」


その時は「逆じゃないの?」と思ったけれど、少し大人になった今なら意味がわかるような気がします。


あとひと月もすれば、時間の波はどんどん流れを早めていって、ゆっくり考えることも許してくれません。


せっかくの「思案の秋」です。


誰のためでもない、自分のために大いに悩みましょう。


ではまた。

コメント
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