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うれし涙を見るために・・・芽育学院

みんなの《うれし涙》を見るために・・学院長がソウルする!
 《うれし涙》こうして流す。
  《うれし涙》家族で流す。

なごり雪

2013-03-28 22:10:58 | カズナリ先生より


毎年恒例の、読むはずだった原稿を掲載という流れなんでしょうが

ま、断ち切りましょう(笑)




進学を迎えるということで

新聞のオリコミやポストの中には

各学習塾のチラシが入ってきております。


その中には、

名前の通りのよい高校名の進学実績を挙げて

勝ち誇ったような内容もあります。


でも、それって生徒を塾の宣伝のために

使いすぎてないかなぁ、とか

そこの高校以外に進んだ子に関してあまり認めていらっしゃらないような

書きぶりなんですよね。


優秀な受験者が少ない模試を受けてもしょうがないから

優秀な生徒がたくさんいるうちの模試で正確な判定を出しましょう的なことまで言い切っちゃってる感じもありと。



いや、勉強して難関高校に通るのは素晴らしいことですが

そこの数字を前に出して、優秀な子がたくさんいるからうちの塾は素晴らしいですよ、

っていうのは

なんか必要ではないうたい文句ですよね。



どこに進学する生徒であれ

生徒一人ひとりの努力の軌跡があり、

生徒の努力の軌跡がすばらしいからこそ、塾はまた輝いてくるというか…。


「塾を輝かせる為に、高校の名前が通っているところに行かせるために指導して、そこに行った生徒が結果輝いているから、塾も輝く」ではなくて(もちろん努力して合格した生徒にはなんら非はないですし、無条件に褒められるべきです)

「単純に入ってきた生徒が輝いているから(輝きを見せるように成長していくから)、塾も生徒も伸びていく」なら分かるんですけど。


今年も後者のスタンスでチラシを打っているのは

ウチだけのような!(はい、手前味噌きました。)


何をきれいごとを、といわれるかもしれないが

実際、そうやってきているから仕方がない



進学先の高校・大学で何をするか、将来の目標に向けて学んでいくことが一番大事。


そして、

進もうとしている先で、また進んだ先で

自分の夢や目標を達成する為には、学校の勉強では足りない、と気づき、

そんな生徒たちの夢をかなえるための手助けをするためにあるのが、本来の塾でして。


なんか優秀(?)なものを寄せ集めて、優秀な仲間をつくりましょうってのは違うようなね。

また将来の夢や目標について、生徒と一緒に親身になって考えて、ビジョンを組み立てるのが普通でして。


偏差値の高い高校・大学に入ったら、将来の選択肢がたくさんあるはずだから、とりあえずそこ入ろう、ではないわけです。


どの高校・大学に進んだとしても、将来の選択肢はあるんです。

それを広げていくか一極集中していくのかを考えながら、高校・大学に進んでいくというのがやはり普通です。

また、そういう考え方でなければ、様々な可能性を摘んでいくことになりかねません。


単純に、簡単に人生を考えるなら、とりあえず名の通ったところへ、ってことになりますが

今の世の中、そんな単純に割り切れるものでもありません。


複雑に真剣に考え、考え抜いて、夢や目標に向かっていったほうが

これから生き延びることができる、そう思います。


合格であれ不合格であれ、高校のレベルがどうであれ

真剣にその生徒が考えてきた将来への道筋なんだから

輪切りにするのではなく、真剣に考えてともに歩むのが普通でしょう。


塾選びの判断材料の大きな部分が、

実績

にあることは否定しません。


でも、実績の中にまでも「その他」とか「難関大」とか

区別を訴えるようなフレーズが要りますか?






ほんと、今回のウレパツの卒業生挨拶を百万回聞かせてやりたい。


僕らの挨拶なんて、脇役でもなんでもないです。

えー、無くてもいいくらい(笑)



いままでウレパツにご参加いただいた保護者の方々には

お分かりいただけると思うのですが

中3で、あそこまで自分と向き合って、話ができる子っていますか?


文章は稚拙なところがあるかもしれない。

でも魂で語りかけてくれます。

毎回毎回、その魂の告白に心が洗われます。


あんな生徒たちを、たくさんたくさん育てていきたい。

ウレパツが終わった後はいつもそんな気持ちです。



(ウレパツというのは、「うれし涙発表会」という弊学院の卒業式の略称です。)




ちょい熱めに語りました

そんな私は

桜井校の教室長の

カズナリでございます。



自動販売機の柚子はちみつのボタンを押したのに

缶コーヒーが出てきたから

熱くなっているわけではございません



では、また。