我、再び駆ける。

ADV150・MT-03・4D9マジェスティなどを購入したことから、これらのバイクについて紹介していくブログです。

「鉄」を満喫するツーリングに行ってきました。(その2:加悦SL広場)

2015年04月14日 | 鉄道
前回の京都府に入ってから、さらに1時間ぐらい走って到着したのは、今回の目的地である「加悦SL広場」です。
ここは、かっての加悦鉄道の終点駅ですが、1985年に加悦鉄道が廃止された後は、加悦鉄道で使われた車両や、JR(国鉄)などから払い下げられた車両が展示されています。

駐車場のところには、1895年(明治28年)の路面電車が展示されています。詳しくは説明パネルを参照です。






では、中に入ってみましょう。かっての駅舎を利用していますので、キップを買うように入場券を買い求めます。



入場券は、厚紙の硬券キップです。この凸のカットは、かっての国鉄明石駅と同じです。駅ごとにカットの形が違い、どこから乗車したのか一つの目安となりました。



2階は資料展示室になっています。ちょっと行ってみましょう。



展示室はこんな感じ、



この中で、一枚の写真に目が留まりました。迷彩塗装が施されたSLです。1952年(昭和27年)といえば、太平洋戦争が終わって7年が経過していますが、戦時中に敵機に発見されないよう軍の指示で迷彩塗装が施されたのでしょう。九七式中戦車のような迷彩塗装です。



ターンテーブルにラッセル車、さらにSLへの給水塔が、かっての駅構内そのものです。



ざぁ~と展示車両をどうぞ。一台ずつ紹介すると、紙面が尽きるので割愛します。(笑)


















今回、見たかったC58とC57です。しかし痛みが激しく・・・早急に補修が必要です。



痛んだSLを撮影するのは心も痛みます。そこで往年の雄姿をイメージするため、あえてセピア色で撮りました。









他に見たかったのはラッセル車です。真正面から見ると、何か鉄人28号ですね。






このラッセル車の説明パネルです。



ラッセル車は内部にも入れます。狭い車内の中で、除雪運転が行われていたんですね。



車内には、暖房用の小さな石炭ストーブもあります。



運転席です。たくさんのレバーがあり、操作が難しそうです。



こんなシーソー式のトロッコもありました。シーソー式のトロッコで、映画「小さな恋のメロディ」のラストシーンを思い出す方は、私と同世代です。(笑)



撮影はGX7+20mm単焦点レンズですから、キレイな花の写真を・・・背景がボケ過ぎて、SLか何か分からない写真になりました。



最後に木製ラッチです。こいつもセピア色が似合います。



家族連れが増えてきましたので、少し早いですが加悦SL広場を後にしました。やはり乗物は動く姿を見ないと面白くありません。そんなところで、次に向かうのは最寄りの京都丹後鉄道の駅です。加悦SL広場を早く出発したことがラッキーとなります。
コメント (9)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする