【ハイアーラヴ’20】出資決定！ ハイアーラヴ産駒の集大成かも(^^)

告白第三弾は本日新規出資の大本線、ハイアーラヴ’20です。本馬についてはまさかの矢作厩舎入り、募集総額がアシタカ（ミスペンバリー’19）を上回ったことなど、良くも悪くも予想を裏切ってくれましたが、私なりにいろいろと検討した上での『予定通りの出資』です。

実は、ステラリード’20へ出資をした時に、『キョウエイカルラ’20との牡牝コンビで早くも『矢作厩舎セット・20年産版』の完成です！（そう言えば、さすがに７月に矢作厩舎同世代３頭目の募集は…　無いっすよね(^^ゞ）』と書いていたのですが、今回はそのマサカが起こったわけでありまして、改めて矢作厩舎セットを完成できて良かったです(^^)

 

ハイアーラヴ’20

◇牡1歳 鹿毛 2020.02.29生 新ひだか産（木村秀則牧場）
◇父:キズナ 母:ハイアーラヴ （母の父:Sadler's Wells）
◇栗東・矢作芳人厩舎
◇募集総額 5,700万円 / 総口数 3000口
◇プラスビタールスピード遺伝子:ＣＴ型
◇Point!：当歳時からバランスの良さに優れていた本馬。牡馬らしく骨格に恵まれており、適度な胴伸び、腹袋や臀部のボリューム感もあって、兄姉の中では最もクレッシェンドラヴに近い体つきと言えよう。スラリと伸びた四肢から繰り出される可動域の大きな走りは綺麗かつパワフルなものであり、スピードに乗った際に他馬を置き去りにする姿が頼もしく、父キズナの特徴をしっかりと受け継いだクラシックディスタンス向きと見る。兄が成し得なかった生涯一度の大舞台に駒を進め、最高の輝きを放ちたい。

◇最新近況（2021/7/13）：北海道・様似の様似木村牧場在厩。おもに昼夜放牧により管理されています。馬体重４１８ｋｇ、体高１５７ｃｍ、胸囲１７１ｃｍ、管囲２０.０ｃｍ（6/30測定）
「午後から本馬を含めて牡馬８頭で放牧地に出し、翌朝６時半頃までの夜間放牧。特に和を乱すような馬がいないこともあって、群れはいつも仲良く一つにまとまって動いている印象がありますね。ときおり主張してくる他馬に対して無駄に歯向かうことはせず、大抵のことは『はいはい』と聞き入れている様子です。きっとボディコンディションが上がっているのでしょう。こちらに移動してきた当初よりも、より大きくスムーズなアクションで走り回っているように思います」（木村担当）

 

出資理由はといいますと、まずは何と言っても写真・動画で見た馬体の良さ、これが一番です。本当は直接会って確認したいところですが、それは言っても詮ない話。『とっても気になる２０２２年２歳募集馬 －その２－』に書いた通り、写真と動画だけでも充分に伝わってくるモノがありました。

これまで私はルックオヴラヴ、クレッシェンドラヴ、キングオブハーツ、パーフェクトラヴ、ラヴマイウェイとハイアーラヴ産駒に出資をしてきました。そういう兄姉たちに比べても２０年産の良さは際立っており、ハイアーラヴ仔に共通の気性難リスクを差し引いても、『この馬に出資して応援してみたい』と思いましたし、ある意味、すでに高齢のハイアーラヴにとっては、この馬が集大成なのではと感じています。

そしてもう一つの大きな理由、これは馬自身とは関係ないのですが、冒頭にも書いたように２０年産世代においても矢作厩舎セットを完成させておきたいなぁ…と思ってしまいまして(^^ゞ

１７年産世代のパンサラッサとプライムライン、１８年産世代のバスラットレオンとカイザーノヴァ、１９年産世代のキングエルメスとアシタカと、これまで３世代にわたって矢作厩舎セットを完成させてきた私としては、２０年産世代が３頭に増えたからと言って、急に腰が引けるのもアレだよなぁ…と思ったわけです。

矢作厩舎については、（今さら多くの説明はいりませんが）毎年リーディングを争うトップ厩舎でありながら、何となく某牧場生産馬を優先的に扱うような忖度もせず、実力さえあれば誰の馬でもしっかり管理し、楽しませてくれるのは本当にありがたいです。（何より厩舎の意志、方針をハッキリ示してくれるのが素晴らしい…）

血統については竹内さんの血統診断通りなので、そちらを見て頂ければＯＫですが、私の期待をすごく簡単に言うと、父がキズナに替わったことが大きくプラスに作用するかなと、願望込みでそう考えています。

思い起こせば二ノ宮先生はクレッシェンドラヴについて、ステイゴールド産駒を育てる難しさをこれでもかと強調しておられました。実際、デビュー前の好調教にもかかわらず、何故かレースに行くとやる気のない走りをするなど、初勝利までに５戦を要してしまい…。それがステイゴールドゆえなのか、ハイアーラヴの特徴なのかはさて置いて、とにかく、マトモにトレーニングや競馬ができるように成長してもらわないと困りますからね。

ちなみにキズナ産駒はステイゴールド産駒より扱いやすいイメージで、その所為もあってか、比較的早く仕上がりつつ成長が持続する産駒が多い気がしています。だからキズナがハイアーラヴの気難しさを緩和してくれる…というのは勝手な思い込みかもしれませんが、そもそも勝手に思い込むのが一口馬主の楽しさでもありますからm(_ _)m

ということで、２０年産版矢作厩舎セットには、兄姉世代を超えるような活躍を期待します！

 

＊広尾ＴＣ募集馬ページ　→　https://www.hirootc.jp/sellhorses/

＊広尾ＴＣ様よりクラブ公式ＨＰ等からの情報転載許可を頂いています。