【アイビスSD】オールアットワンスが1年ぶりの実戦でレース2度目のV - サンスポZBAT!
第23回アイビスサマーダッシュ(3歳以上オープン、G3、芝・直線1000m)は、石川裕紀人騎手とコンビを組んだ9番人気のオールアットワンス(牝5歳、美浦・中舘英二厩舎)がゴール前で鋭く伸びてV。1年ぶりの長期休養明けを克服して、サマースプリントシリーズの第3戦を制した。タイムは54秒9(良)。
1馬身1/4差の2着にはひと足先に抜け出していたトキメキ(6番人気)、さらにクビ馬身差の3着にロードベイリーフ(12番人気)が入った。
ややバラついたスタートとなったが、シンシティ、マウンテンムスメ、スティクスの3頭が馬群を引っ張る形。内ラチ沿いにロサロッサーナが進路を取った以外、馬群は外に密集した。レース終盤になると先行馬は伸び切れず、中団あたりで脚をためていたトキメキが抜け出しを図る。しかし、3番枠から外に進路を取って脚をためていたオールアットワンスがゴール前で鋭く伸び、鮮やかに抜け出して快勝。昨年のこのレース6着以来、1年ぶりの休み明けだったが、3歳時に次ぐ2度目の千直重賞Vを果たした。チャクイウ・ホー騎手の落馬負傷でコンビ継続となった石川裕紀人騎手もレース2度目のV。2着はトキメキで、3着には後方から目を引く脚を使ったロードベイリーフが入った
オールアットワンスは、父マクフィ、母シュプリームギフト、母の父ディープインパクトという血統。通算成績は11戦4勝。重賞は2021年G3アイビスサマーダッシュに次いで2勝目。アイビスサマーダッシュは中舘英二調教師、石川裕紀人騎手ともに21年に次いで2勝目。
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夏の新潟名物重賞、アイビスサマーダッシュを制したのは9番人気の伏兵オールアットワンスでした。
オールアットワンスはここが1年ぶりの長期休養明け、2年前のアイビスSD以来の勝利ですから(特殊な条件なので新潟千直実績あり馬が強いとは言え)驚きですし、そんな中、落ち着いて内枠から外ラチまで馬を移動させ、ゴール前で一瞬の脚を使わせた乗り替わり騎乗の石川騎手は、まさに会心のプレーだったと思います。
それにしても、今日の勝ち時計が54.9秒だったのに対し、昨日の12R(1勝クラス一般戦)の勝ち時計は53.9秒ですからね。上位人気馬が総崩れとなり、結果的にシンプルなスピード比べにならなかったことも、1年ぶりのオールアットワンスにとってプラスだったでしょうし、3連単80万馬券の要因になったと言えそうです。
しかし、こういうレースを当てるのは難しいですねぇ…。簡単に人気通りには収まらないと思っていても、人気馬と人気薄の組合せにしたくなったりしますしねぇ…。でも、9番人気、6番人気、12番人気と入って3連単が80万に収まったいうことは、逆に言えば、最初から難しいレースで、人気薄どうしの組合せもバラバラと売れていた…のかもしれません。
ちなみに勝ったオールアットワンスはマクフィ産駒、2着のトキメキがアドマイヤムーン産駒で3着のロードベイリーフがヴァンセンヌ産駒という。。うーむ、やっぱりこれは難しい(^^;)
それはさて置き、中館先生重賞勝利おめでとうございます!
きっとこの勝利で勢いもついたでしょうし、セントアイヴスの逆転勝利もお願いしたいと思います!(^^ゞ
**2023/7/30新潟11R アイビスサマーダッシュ(G3/芝1000m)・良**
アイビスサマーダッシュ【2023年7月30日新潟11R】 |:競馬ラボ
2番枠から3着に入った西村淳もそうですが、乗れる若手が内枠に入ったら大胆な乗り方をしてくるので今後警戒ですね。
ホーさんは気の毒でしたが、オールアットワンスはユキトに手が戻ったのが結果的に幸運でした。
種牡馬の傾向は通常の条件とは全く違いますね。人気していた馬もパイロとかサウスヴィグラスとかですからね(笑)
石川騎手ナイスでした。
それにしても、やはり直線1000mは特殊なレースですね。
馬券勝負がやりにくい条件です(^^;)