キングエルメスの動画が更新されました。
歩きに関しては、前回の動画よりも多少真面目に、集中して歩いてくれた感じでしょうか。自己主張の強さは相変わらずな感じですが、キャンターの様子を見るときちんと我慢はできているようですし、石川代表が仰るように『カイザーノヴァより扱いにくいことはない』レベルのヤンチャ度なのだと思います。
馬体の良さ、迫力は引き続き目立っていますから、この調子でトレーニングを積んでいけば、目論見通りの夏デビュー&2歳戦からの活躍も期待できるのではないでしょうか。前回近況で「自らハミを取り、だいぶやる気が出てきた」との評価だった、坂路速めの動画が見たかった気もしますが、それはまた次回のお楽しみにしたいと思います(^^)
ちなみに今回は、同じシュウジデイファーム在厩のアシタカについては動画・写真の更新がありませんでした。(何かあればアナウンスがあるはずなので)単なるスケジュール上の都合なのだと思いますが、それでも少しだけ心配したりしています。そうですねぇ、「○○の都合により今回はパス…」みたいなコメントだけでもあるとありがたいかなぁ(^^;)
アンジアンの動画・写真が更新されました。
【三嶋牧場・西舎共同育成場在厩のアンジアン:公式HP(2021/5/1更新分)より】
前回の近況で、「もっと馬体重の増加や馬体面での成長を促してあげたい」とのコメントがありましたが、確かに腹回りにもう一段のボリュームが欲しい気もしますし、胴伸びが出るなど全体的に大人になればさらに…という印象です。
ただ、ここまで順調にトレーニング積めているだけあって、一歩一歩に力強さが出てきたと言いますか、もともと綺麗だった脚捌きがしっかりしてきているのは良い傾向だと思います。前回更新の動画から引きを担当頂いているお嬢さんとも息がピッタリ合っていて、とても雰囲気のある動画になっていると感じました。
調教進度としては週一回の15-15継続まではきていますので、あとは馬の成長にあわせて、更なるペースアップのタイミングを計っていくことになるでしょう。馬体の成長に関しては、努力でどうこうできない部分が大きいですが、少しずつ体力がつき、力強さが出てきた現状を考えると、あまり大きな心配はいらない気がします(^^)
ハキの写真・動画が更新されました。
【坂東牧場在厩のハキ:公式HP(2021/5/1更新分)より】
今回のものは動画と言っても立ち写真に毛が生えた程度の内容ですが、それでもピタッと止まっているだけなのとは雰囲気が違います。近況でも順調に回復していることが伝えられていますし、次回の動画更新では、いよいよ歩く姿が確認できるのではないでしょうか。(キャンターはその次のタイミングですかね(^^ゞ)
馬体の印象が、バンバン乗り込まれている馬と違うのは仕方がありません。まだ鍛えられる前なので、筋肉のボリュームもハリも今ひとつですが、逆に運動制限中にもかかわらず、思ったほど馬体が萎んでいないとも言えそうです。そのあたりは馬がまだ若いこと、そもそもコンパクトにまとまった馬ゆえかもしれませんが、もしも本馬が大型馬だったら苦労するだろうなぁ…と考えると、このぐらいのサイズで良かったという気がしてきます。
来週の近況更新ではウォーキングマシン開始の報告がありそうですし、ここからは一歩一歩前進していく過程を見守ることになるでしょう。怖いのは後戻りだけですので、軌道に乗るまではとにかく焦らずジックリと…でお願いしたいと思いますm(_ _)m
阪神1R 3歳未勝利で11着となったマーテルの関係者コメントです。
◇武幸調教師のコメント 「雰囲気を持っている馬ですが、気性面でテンションが上がりやすく、どうしてもイレ込んでしまうため、ハミ受けも含めて非常に難しい状況になっています。この気性を何とかして良い方向に活かしてあげたかったのですが…。本当に申し訳ございませんでした」
◆クラブのコメント 「シャドーロール着用。パドック周回中は平常心にも見えましたが、ジョッキーが跨るとイレ込み始め、先出しでリラックスを促してもなおゲート裏で再び落ち着きを欠いて発汗。道中も頭を上げるような走りで推進力を繰り出せず、またしても大敗を喫する形になってしまいました。なお、誠に残念ではございますが、実戦における本馬の精神状態などこれまでの経緯に鑑みて、この度のレースを最後に現役続行を断念する方向で調教師と協議を進めていくことになりました」
-----
やはり、そういう判断になりますよねぇ…。このまま現役を続行しても気性の改善は見込めず、地方に行けばどうにかなるというものでもありませんし。。これはもう致し方なしと言うしかありません。
年末のデビューからわずか3戦での現役続行断念。しかも着順は全て最下位…。非常に残念な結果ですが、厩舎や外厩の皆さんに一生懸命やって頂いての結果ですから、今日のところは『大変な馬を見て頂いてお疲れ様でした』です。
いやホント、これほど本格的な気性難だったとは、かなり良い勉強になりましたm(_ _)m
阪神1R 3歳未勝利(ダ1800m)に出走したマーテルは11着でした。
【レース内容】アオリ気味のスタートで後方から。1コーナーまでにだいぶ折り合いを欠いていましたし、向こう正面中ほどまでは全体的に落ち着きのない走りに見えました。3角手前あたりからは落ち着いたように感じたものの、実際には、早くもガス欠気味で行く気をなくしただけだったのかもしれません。結局その後も良いところは無く、完走馬中最下位の11着入線となりました。
-----
やはり、芝かダートか以前の話でした(^^;)
発走20分前のパドック映像では、落ち着いて普通に周回する姿が確認できたのですが、発走直前のゲート裏では首を上下に振るなど落ち着きがなく、首筋や腹目に発汗が目立つテンション高めの状態に…。騎手が跨ってからなのか、本馬場入場後なのかは別にして、僅かの間に一気にテンパってしまうタイプということのようですね。
当然ながら、そんな状態で大きな前進が見込めるはずはなく、最後は完全にガス欠という前2走と同じパターンでの大敗。現状のままで着順を上げるつもりなら、一気に走り切る短距離戦を狙うしかなさそうですが、正直、それでどのぐらいの前進があるかと聞かれるとあまり自信はありません。
まあ、この気性難では短期間での変わり身はなかなか難しそうです。このあとどういう判断になるかは分かりませんが、ダート1800mで6秒3も離されてしまっては…。まずは、関係者コメント待つしかないですね。。
**2021/5/1阪神1R 3歳未勝利(ダ1800m)・稍重**
ラヴマイウェイについて、クラブから以下のアナウンスがありました。
-----
前回近況での説明通り、地方競馬で経験を積み、心身の成長を促すことを目的にした名古屋・角田輝也厩舎への転籍が進められることになりました。そのため、4月末をもっていったんファンドは解散になりますが、思惑通りに馬が成長し、中央再登録の条件と環境が整えば再ファンドの道が拓けますので、ラヴマイウェイには改めてエールを送りたいです。
私がラヴマイウェイに出資をしたのは昨年の8月ですから、出資馬として応援をしたのは1年未満と短い期間でした。ただ、この馬に初めて会ったのはまだ生まれて間もない当歳6月で、その頃からずっと注目していた馬だったので、もうずいぶんと長い付き合いのような気がしています。当歳時の印象は『[木村秀則牧場見学報告]来年が楽しみな当歳3頭』に書いてありますが、本当に可愛らしい牝馬だったのが思い出されます。
また、1歳6月に会った時の記事『2019/6月 北海道牧場見学報告 ~2018年産馬編(3)~』を見返すと、「ハイアーラヴの仔ですから、大人しく見えてもそんなに普通じゃないですよ」という木村さんのコメントが載っていて、ハイアーラヴ仔の気性面にリスクがあるのは承知の上だったことがわかります。
一般論として、サラブレッドは父母からその血統の長所だけを選んで受け継ぐことはできないわけですが、逆に言えば、短所を引き継いでいるらしい馬は、その分だけ長所もタップリ受け継いでいるかもしれないんですよね。なので私はハイアーラヴの仔が気難しくても、ステラリードの仔が頭の高い走法でも全然ヘコタレないですし、むしろ、これは長所も受け継いでいるかも…と楽しみになったりしちゃうんです(^^ゞ
話が脱線してしまいましたが、ラヴマイウェイは現役引退ではなくあくまで地方転籍です。これから先、両親から受け継いでいるであろう長所の方を披露するチャンスもあるわけで、是非とも頑張って欲しいと思いますm(_ _)m
2018/5/13 新ひだか産(木村秀則牧場)
父:ジャスタウェイ、母:ハイアーラヴ(母父Sadler's Wells)
通算成績:2戦0勝
募集総額:2,800万円
獲得賞金:42万円(総賞金)