1月15日(月)午前8時より、鹿沼市役所前におきまして、第198回かぬまマンデーレポートを開催します。200回目前となりました。寒中、寒さ厳しき折ではありますが、頑張ってレポートいたします。何卒、よろしくお願いいたします。
昨日、早朝から県議会農林環境委員会の調査で東京都中央卸売市場「築地市場」の調査を行いました。久しぶりの築地でしたが、相変わらず活気がありました。築地に占める栃木県の状況ですが、取り扱い数量では全国10位で2.7%、金額では全国9位で4.3%でした。いちごは断トツで、築地の取扱量の3分の1、11.9億円とのことでした。調査中、現地で「JAかみつが」の箱積みを見つけました。北押原、南押原地区の生産者の方々の名前を発見し、とても嬉しかったです。本年10月11日から、江東区豊洲に移転が決まっており、ある意味、最後の調査にもなりました。仲卸業者との懇談では、とちおとめは26年取り扱っており、名実ともに全国一ですが、とちおとめに次ぐブランドの早期開発を求めていました。スカイベリーも定着しつつありますが、業者の評価は厳しいものがありました。このほか、輸送に関する課題提起やマーケティング力の差が売り上げにつながっている状況等も指摘されました。福岡県の「あまおう」等は、長年、マーケティングに力を入れており、その差は歴然としている様子でした。産地におけるGAPと流通におけるHACCPの取組も求められるなど、大変興味深い、参考になる意見交換となりました。今回の調査の成果を今後の会派要望や議会対策に活かして参ります。