まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

そんな名詞はないっ!

2017-08-03 22:58:27 | 人間文化論
大学のエレベーターと自宅マンションのエレベーターは、

たまたまどちらも同じフジテック社製だったようで、先月だったか先々月だったか、

ちょうど同時にエレベーターの中にこんな注意書きのパネルが貼り出されました。



まあよくある、エレベーターを安全に利用するための注意事項です。

最近、「階段ダイエット」 をサボりがちなため、

毎日これを何度となく目にすることになりますが、見かけるたびにイラッとしてしまいます。

その元凶は左上のこいつです。



そんな名詞はないっ

「はさまれ」 って何ですか?

何かにはさまれることをいつから 「はさまれ」 などと呼ぶようになったのですか?

そんな勝手な名詞化はゼッタイに許さんっ

しかも頭に来るのは、これの右側のひもやコード類に関する注意書きです。



ここではちゃんと正しい日本語が使われているのです。

自分の身体ではなくひもやコード類がはさまれるという複雑な事態を、

全3行にわたって、総字数26字で表現しているのです。

だとしたら、あちらもわけのわからない名詞を用いて総字数16字に縮めるよりも、

「ドアにはさまれないよう

 ご注意ください。」

と、たった3文字多いだけの19字で正確に言えばよかったじゃないですか。

フジテックはこのパネルを日本全国のエレベーター内に掲示しているのでしょうか。

そしてそれに乗降する何千万人という日本人を日に何度も不愉快にしているのでしょうか。

ああ、この手のものの校正を一手に引き受けたい。

こうしたパネル看板が誤って世に出てしまう前にすべてチェックする人になりたい。

別にこれで儲けようとは思わないので1件1,000円くらいでOKです。

これから何か人目に触れるパネルや看板を製作しようとする人は、

ぜひ 「誤植ハンターまさおさま」 にご用命のほどよろしくお願い申し上げます。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ソファベッドあげます! | トップ | 猥褻なポスター完成! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

人間文化論」カテゴリの最新記事