まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

日本語であそぼ

2010-02-11 17:50:56 | 人間文化論
まだインターネットなんて全然普及していなかった頃、
わざわざモデムを外付けして電話回線を通じてやっとメールのやりとりが始まった頃、
ソフトをインストールするのに何十枚もフロッピーディスクを出し入れしていた頃の話です。
メールを通じてどこからか 「笑える話集」 が送られてきました。
捨てられない私は後生大事にそのデータをテキストファイルとして取っておいたので、
それから10年以上経って、こうしてブログ上で皆さまと共有することができるわけです。
そのメールの冒頭にはこう書いてありました。


「お暇なときに読んでください。なかなか笑えます。」


昔、ベストテンだか、ミュージック・ステーションだかに出ていた
光ゲンジの佐藤君の話。
「あたかも~」 を引用し、文章を作成せよ。との問題に、
「確かにそんなことが あたかもしれない。(あったかもしれないの意)」
とまじめに回答。結構笑えた。



家族揃って夕食をとっているとき、何かの拍子に怒った父が、
「誰のおかげでメシが食えると思ってるんだ」 と言おうとして、
「誰のためにメシ食ってんだ!」 と怒鳴った。
私と姉は 「自分のためだよ」 と答えた。



夫婦ゲンカのとき、父が母に 「バカモノ!」 と言うのを、間違って、
「バケモノ!」 と怒鳴ってしまった。ケンカはさらにひどくなった。



酔っ払って帰宅した夫は、そのまま居間に寝てしまった。
重くてとても寝床まで運べない。
「這(は)って行ってよ」 と何度も声をかけたが、
そのたびに夫は 「ハッ! ハッ! ハッ!」 と答えた。
(5.18朝日新聞)



「絶体合格しますように」 と書いてある絵馬を見て、
多分合格しないだろうな、と思った。
(4.21ぴあ)



阪急電車の中、3歳位の男の子がおしっこをしたがっている様子。
子供 「ママおしっこ」
ママ 「どうしてもっと早く言わへんのっ!」
すると子供は何を考えたのか、早口で 「ママッおしっこ」。
(2月号Lマガジン)



電話で書店に本を注文した時のこと。住所と氏名を聞かれたので、
名前の 「和英」 を和は 「ヘイワのワ」、
英を 「エイゴのエイ」 と答えた。
後日送られてきた郵便物の宛て名は 「和A様」 となっていた。
(95.6.11毎日新聞:95夏第2位)



国語のテスト前に問題を出し合っていた中学生の長男と次男。
長男の 「擬音語にはどんなものがあるか」 との問いに、
次男は 「そうどすえ」 と答えていた。
(9.21朝日新聞)



理髪店で中学生が 「少し長めにして下さい」 と頼むと、
ご主人が 「耳はどうしますか」 と聞き返した。
中学生は少し考えていわく 「切らないで下さい」。
(10.5週刊読売)



小学4年の息子が受けた国語のテストに
「もう…してしまった」 を使って例文を作りなさい、という問題があった。
息子は 「もうしわけないことをしてしまった」 と書いていた。
(2.1朝日新聞)



某工場内の 「おれがやらなきゃだれがやる」 という看板が、
「だれが」 の 「が」 の点が削られ、
「おれがやらなきゃだれかやる」 になっていた。
この会社の将来は…。
(10.27ぴあ:97秋第2位)



友人は入社試験の面接で、あまりに緊張してしまい、
「家業は何ですか」 との質問に 「かきくけこ!」 と答えてしまい、
家に帰るまで、何で 「カ行」 を尋ねられたかわからなかったそうだ。
(11.23北海道新聞)



一人息子がちゃんと留守番できているかどうか、
公衆電話から他人のふりをして家に電話してみた。
「もしもし、お母さんいる?」
息子 「いらない」。
(3.17北海道新聞:96春第2位)