中日新聞の長浜通信局勤務 平子宗太郎さんの記事が「平凡な幸せ」というタイトルで中日新聞の朝刊に載っていました。
男性は10年前に病気で妻を亡くした。
4人の子がいて、当時、下の2人は中学生と高校生。
「彼女の代わりが自分にできるだろうか」。
寂しさや悲しさよりも不安が募った。
一周忌を過ぎた頃、彼女が好きだった小田和正さんのライブが、妻の地元の香川で会った。
妻の分と、チケットを2枚取った。
隣が空席でも、歌声には夢中になれた。
帰りの電車で向かいに若いカップルが座った。
感想を言い合う様子を見て、初めてさみしいと感じた。
「妻との平凡なやりとりが何よりの幸せだった」と気づいた。
5歳下で、とにかく元気な人だった。
男性は仕事で帰りが遅く、1人で夕食を取ることも多かった。
そんなとき、妻はそばにいて、その日あったことをたくさん話してくれた。
子供たちは独り立ちし、自身も昨年3月に定年を迎えた。
「また会えたら、話がしたい。今日、こういうことがあったんだよって。そんな平凡な話を」
以上です。
>「彼女の代わりが自分にできるだろうか」。
寂しさや悲しさよりも不安が募った。
46歳でお子様4人も残され、下のお子様が中学生と高校生だとしたら、悲しさより不安の方が大きいでしょうね。
>隣が空席でも、歌声には夢中になれた。
帰りの電車で向かいに若いカップルが座った。
感想を言い合う様子を見て、初めてさみしいと感じた。
「妻との平凡なやりとりが何よりの幸せだった」と気づいた。
奥様の好きな小田和正さんのライブを観ても、感想を言い合えないのがさみしいでしょうね。
先日息子が来た時、たまたま小田和正のコンサートの話が出ました。
かみさんが「お父さんと一緒に行くと心配ばかりしていなくちゃいけないの。歩きがおぼつかないので心配で、心配で。一緒に行きたくない」と、言いました。
私は「死んでも観に行く!」と、言いました。笑い
>男性は仕事で帰りが遅く、1人で夕食を取ることも多かった。
そんなとき、妻はそばにいて、その日あったことをたくさん話してくれた。
私も働いている時は、帰りが遅く一人で夕食を取る事が多かったです。
かみさんは食事している間、寄り添ってくれましたね。
この奥様のように、その日のあったことをたくさん話してくれた記憶はないですが。
♪言葉にできない オフコース [HD]