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団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

いくら高校生の頃に自炊生活をしていたとはいえ、よく家族6人分の食事を引き受けられたものだ。

2024-09-15 02:17:11 | 日記
 中日新聞の「くらしの作文」に「包丁だこ」というタイトルで、82歳の男性が投稿されていました。

 右手の人さし指に「包丁だこ」ができている。

 妻は体質的に暑さに弱く、気温が上がるにつれ、ことに台所の暑さに耐えれなくなる。

 それで私が炊事を担当することになった。

 炊事は、すでに高校生の頃に自炊生活をしていたので、軽く引き受けたのだった。

 ところが、食事の量がまるで違った。

 家族6人分の夕食となると、その量と準備の時間は、想像を超えるのであった。

 朝食は、5時起きで準備を始める。

 孫2人の登校と、その親の出勤の時間に急かされる。

 それでも、妻に調理方法や味付けを尋ね尋ね続けるうちに、しだいに慣れ、今では魚や野菜の煮物もこなせている。

 得意料理になったものに餃子がある。

 孫から「爺ちゃん、餃子!」と声が掛かろうものなら、大張り切りで100個ほど作ってしまう。

 80歳を過ぎても頼りにされ任されると、年齢以上の働きができるようである。

 そして、今まで気づかずにいたことにも気づく。

 炊事は、作るだけではない。

 食後の片付けがある。

 次の食事の献立や段取りを考え、買い物もしなければならない。

 こんな「大仕事」を長い間、妻は黙々とこなしてきたのだ。

 包丁だこは、そんなことに気づかせてくれたのであった。

 以上です。

 いくら高校生の頃に自炊生活をしていたとはいえ、よく家族6人分の食事を引き受けられたものだ。

 82歳の男性ですよ。

 恐れ入りました、私には到底出来ません!

 引き受けるなんて、考えもしません。

 共働きとはいえ、ご子息夫婦にやって貰えばいいと思います。

 おそらく82歳の男性が、家族6人分の食事を毎日こなされているなんて家はほとんどないのでは。

 料理だけではなく、食事の後片付け、次の食事の献立や段取りを考え、買い物もしなければならない。
 奥様の大変さを、ご自分がやられて初めて気づかれる。

 それに気づくだけでもご立派です。

 ああ、ご家族にいくら感謝されてもやりたくないです。 



シェルブールの雨傘
コメント
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