湯の字にっき

日々の日記をつらつらと綴っております

2度目割引で「百万粒」

2011-08-23 | 畑中さんのこと。
2度目割引で観てきた~。2度目じゃないけど。
もともと23日は当日券にての予定だったので行ってみた。
結構端っこの前方で、逆の下手がよかったなぁって思ってたけど
上手もやっぱり好き。
まぁ、どっからどう見ても好きな芝居なのです。

岡田さんの植木屋さんが米俵から落ちた藁を
手でよりってたり口に咥えたり、ちょっとイカした姿をみられたのでよし。
なんかあれ、似合ってた。

沖田さんの殺陣は下手がよいけど、表情を見るのは上手がよいかな。
土方さんが挨拶にきて誠の為というのを話す時、
それを聞いている沖田の口元に、だんだんとゆっくりと笑みが広がっていく。
そしてその隣りでは姉のみつが不安とも哀しみともいえない顔で
弟を見つめてる。対比がせつない。

沙織さんの台詞で好きなの、「わぁあ」←たぶん台詞じゃないし。
捷平の刃傷沙汰のことを話してて急に大きな声を出す夫に驚いて声をあげて
胸に手を当てて、また着物を包み直す。この時の驚いた声がなんか好きで
ここはいつも沙織さんみてる。
「助けてください」
本当に、本当に捷平さんのことが好きなんだなあ。
彼女が好いているという点でとてもいい男なのだなと思う。
捷平の嘘の発覚時、今まで「なんで本当の事を言わなかったんですか」と言っていたような
気がしてたけど「なぜ隠してたんですか」だった。
あと「迅助さんっ」のところ一瞬「捷平さん」の名前言いかけて、「しょ」まで出てたかも。
そして迅助。沙織さんによろしくということは、会わずに行っちゃうのね。
子供の顔も見てあげないんだ。もう、気持ちはまっすぐに向かっているのだな。
捷平が迅助に頭を下げるところ、迅助の返答に「お」となってる室戸さんに初めて気付いた。
もうこういう発見があるとついつい足を運びたくなるのよね。
一回で全て見届ける人もいるだろうけど
私は回数見ないとダメだ
特に今回みたいに曲がザバダックだと、今でも時々歌に耳を引っ張られてるし。

ポーランド。合わないままかなぁ。
もう、ちょっと刀を抜くのが遅いとばっちりなんだけど。
あそこ、そろったら気持ちいいけど、そうするとラスト合わないかな。
おしまいの、「早く行けよ」の迅助、ちょい早口だもんな。
でーもー。6人そろって刀を抜くシーン。
もう少しだけ遅いと、音楽といい具合だと思うの。思うのよぅ
そういうの観たいなぁ。

この手前の土方と三鷹さん。比叡神社でお茶とかだんごとか
俺様彼氏と甘え上手な彼女の会話にしか…。

岡内さんと畑中さんちょっと台詞かぶった。
みぃが自分が一緒に行くといった後の台詞。
岡内さんの「見えませんよ」が「めーませんよ」に聞こえるのよね。
土方洋装のあたりかな?

迅助が植木屋で最初沖田の病を「私は胃の腑の病と」っていうの。
沖田に止められた時驚かないから、本当の病を知ってるんだよね。
知ってて嘘を言ってるのか。ずっと判ってて笑ってそばにいる強さ。
迅助と沖田の信頼は、菅野沖田より畑中沖田の方が親しみやすい沖田なのか
左東さんと相性がいいのか。
前回の風の時からこの二人好きで好きで仕方がない。

風ではポーランドの殺陣が終わった後下手の隅っこで
会話をしていた二人が好きだった(DVDに入ってないけど)

今回は最初の船の上のシーンから。笑顔を見合わせて立ち去るところ。
付き添って行った植木屋の「ちげぇねぇ」の時わけわからず二人で首を傾げるところ。
回想の道場のシーンで、振り返り途方に暮れる迅助の淋しさも。
ポーランドの殺陣の「来てくれたんですね」の笑顔。
室戸と向かい合う前に見つめあい頷きあうところ。
刀を手渡す前の「大丈夫です」このね。この畑中さんの大丈夫です。
すごく好き。声の響きも、表情も。立川を土方を信じてる。繋いでる。
守りたいものがあって。伝えたい気持ちがあって。
それを届けたい相手に伝わるって信じてる。
きっとこの時の沖田には「しぶしぶ」許す土方が見えていて
それに対して嬉しそうに笑ってるんだろうな。

挨拶はぐだぐだ大内さん。
一歩前に出た途端、言おうとしていたことを忘れてしまったそうです。
あと今晩は熱帯夜だとか、左東くんから仕入れた情報なので嘘かもとか。
ひどい。

Wカーテンコールは左東さん。
もう一回! と思ったけど、三方礼なして終わってしまった。
ちょっと残念。