湯の字にっき

日々の日記をつらつらと綴っております

ときめく2階席

2011-08-21 | 畑中さんのこと。
「降りそそぐ百万粒の雨さえも」

行くつもりはなかったんですけど。
当日券で2階席が出るというので行ってしまいました。
というのも2階席から観る殺陣がよいらしいと聞いていたので。

今回なかなか2階席が…というのも1階席さえ…という日々。
勿体ないなぁ。とはいえ誘った友人もみな一様に夏は忙しいらしくて
残念なことこの上なし。

さて。どうせなら一番後ろで観るかなと思ったのですが
2列目を勧められました。3列目以降はかなり段差があり、
すごく後ろから観てる気持ちになるそうです
そして実際そうでした。端っこでも2列目でよかったわ。
ありがとう、おねぃさん。

始まってすぐ、距離感に気付く。舞台と自分ではなく、人の人の立ち位置が結構離れてるんだなと。
1階だと平坦なので近くに見えてたけど、割と離れてたんだなとか。
あと、前にせり出す中央の舞台。あれ。全部前に出ると後方に三角の空洞が出来てたのね。
見えてるとちょっとこわい。役者さん普通に歩いてるけど。

そしてまた視界の位置が変わることでなんかときめき指数が上がりまして
いろいろきれいでよかったです。

捷平が裏切りを決めて、迅助を置いて疾走するところ
舞台中央に躍り出て走る姿に、階段のような照明が流れるように当たると
本当に、迷いなく、彼にとっては間違った方向へ一心不乱に駆け抜けていく様が見える。

そして、みつさんからみぃへ渡される着物の柄も見えました。
白地に亀の子みたいな赤い柄が入っててかわいい感じでした。

表情は全体に1階後方に向かってなので、
うつむき気味に見えてちょっと淋しい感じは致しますが
近くで見ると一点集中しがちなので全体が観られて良かったかもしれない。

何より殺陣が、きれいで。縦横無尽に動き回る様は見事としか。
大内さんの動きがきれいで、岡田さんも筒井くんも小多田さんも
阿部さんも、三浦さんもなんていうか、互角の戦いを見せられてるわけで
手に汗握るはらはらなのですよ。結果は判っていても。
頷きあう沖田も迅助も、両方見えたし。
土方の表情も見えた。とてもとてもここの土方さん好きで
迅助に無理するなと言い、
三鷹の台詞に嬉しそうに口元に笑みを浮かべ、
三鷹を守り、斬られ蹲り。←ここの土方先生と叫ぶ二人の声も好き。愛だな。
立川の動きから、そしてそこにいるはずのない人を見た時。
本当に三浦さんの土方スキー。
しかし斬られた方は累々だなぁ。よく生き延びた。と思う怪我なのでは。

そして、ラストのはらはらとこぼれ落ちる花はとてもとてもきれい。
ラストは、正直どこから見ても、本当にきれい。
どこからみても、あ、きれいだと思う。
いろんなことが思い出されて。
かなしくてくるしくて、しあわせでうれしくて、
早くゆきのさんに会いに行って迅助。
そして話してあげて、あの人達のことを。と思うのよ。
言わないかもしれないけど。
左東さんの迅助で裏切り観たいよぅ。

ラストのカーテンコールも終えて壇上に誰もいない舞台は
2階席からの方がさびしくてきれいかなあ。
温井さんまたもや拾って後ろの筒井くんに降らせてた。

挨拶は大内さん。二階席へ振ってくれるのはいいけど中途半端でぐだぐだね。
足下の悪い中せっかく来たのに、そんな高いところに座らせられてとかそんな感じ。
天気はどうですか? もびっくりしたから。
畑中さんに何か言われて肩を押してたね。
「みなさん、ここにいたから」←畑中さんだった?
と言われて、なんか言ってたけど。
たぶん、自分たちはもっと前に劇場入りしてたから
後からきた皆さんがきた時はどうでしたかってことだと思うのだけど。
客席がざわざわするくらい、ぐだぐだ。
アンケートのこと来週の火水木金がすいてること、他の人と言うこと一緒なのに
どうして大内さんて面白くなっちゃうんだろう。
皆さんのパワーの源も源が言えずに言い直したり。
舞台だとあんなにかっこいいのに。

大内さん。いい声すぎだなぁと思うところがある。
迅助に「行け」と言う時。ちょっとかっこよすぎていかんぜよ。
あの「行け」には逆らえないよなぁ。

ひそかに気になってる台詞。
沙織の「おでかけですか」シリアスなシーンなのに、
つい、れれれのれーと続けたくなる。こちらもいかんぜよ。

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