湯の字にっき

日々の日記をつらつらと綴っております

ゆるん、て。

2011-06-20 | zabadak
masakira 6/18 二子玉ライラ

1.z 遠い音楽
2.m トレイル
3.m はずだよ。
4.z 星の約束
5.k カタンさん
6.z 五つの橋

休憩

7.m ハートリアル
8.z 一つの事件
9.k 水色の雨
10.m まささん
11.z 豊饒祝歌

アンコール 
z.easy going


肩とか背中とか意識してなかったけど、強張ってたんだなぁ。
遠い音楽を聞くといつも、身体がゆるんてほどける。
ほどけて初めて強ばってたことに気付く。

はずだよ。
骨を正すと痩せるはずだよ。これを聞くたび
うわぁ、また言われた。きれいに立とうと思う。
思うんだけどね。

星の約束
声がちょっと掠れ気味。
吉良さんお風呂入ったみたい。←言ったのはまささん。
汗だくというか、蒸されてる感じ。

ハートリアル
この曲のはじめは上空から風を切って急降下して
裸の山肌を低空飛行しながら鳥の目線でなでるように視てるような気がするのだ。

カタンさん。
初。でした。
わかんない、なんだろう、このぶれなさ。
あんなに早く弾いてるのに身体の芯がまっすぐで。高速。
音の弦の弾む感じ、琴みたいにビンと響くかと思うと柔らかかったり
声の自在な感じ。多彩っていうのかな、自由。
そして、MCの面白い感じ。
落とし所が愉快で、見た目を裏切る人でした。
カタンさん演奏の時は吉良さんはお客さんサイドにまわって
見入っておりました。

五つの橋。
かっこいーー。
聞けたー。うれしー。
吉良さんの後ろから響いてくる声好きなので、身体の奥底から嬉しかったですよ。

実は前回の5/6に聞き逃したのUstで視聴できるのですが、
なんか見逃した自分が口惜しくて見られなかったの。
これで見られる。つうか、みる。


見た。面白かった。
また見よっと

ハーフタイムシアターも終わる。

2011-06-20 | キャラメルボックス辺りのこと
「水平線の歩き方/ヒア・カムズ・ザ・サン」
キャラメルボックスハーフタイムシアター2011の千秋楽に行ってきました。
元々抽選で予約取れていたにも関わらず、振り込みをちょっともたもたしている間に
あの震災があり、期日を過ぎて流してしまった。
あの頃は先のチケットを取るということがひどく遠く思えて
当日券で行けたら行こう。行けなくてもいいか、という気持ちだった。

けれど友達が行けなくなったというので、当日券の列に並ぶことなく
結構よいお席で観劇。いや、違う。や。席は良かったんだが、違うのだ。
今回初めて知った。サンシャイン劇場の段差でも結構前の人が大きいと
意外に見えにくいということ。してやられた気分。
でもまぁ、これってホントに運だしなぁ。
隣におしゃべり好きな方々に座られちゃうこともあるし
(注意するほどうるさくないけど時々気に障るとかね)
準備万端でいたって残念なことは多々ある。
でもそれを補ってあまりある楽しい観劇でした。
あーでも。あの大きさは本人自覚してるならもうちょっと後ろに愛を:D
ぜしに。よろしくお願いします。

「水平線の歩き方」

生きてるなんて一言も言ってないよ。

ほんっとうまいなぁと思う。ここ。観るたび思う。岡田さつきさんの台詞。
抜群のタイミングで発されるので、好きだなぁと思うシーンの一つ
恋人同士にさえ見える二人なのに、ちゃんと母と息子なんだもんなぁ。
彼女にとっては息子で、彼から見ると母に似ている見知らぬ人。
会話がちぐはぐで、でも、ちゃんと親子。

ダンスシーンでみんなが名前を呼んでいるのが
ラストを知っていると、とても愛おしくみえる。
名前を呼ぶ、ありがとうと言う。
W岡田さんは靴なしで踊ってるんだ、ということに楽で気付いた。
ついこのダンスは前田さん見ちゃうのよね。横に振れる動きの時は特に。

前田さんのアベチカコ。好きだわ。
彼女が幸一を好きになったのはなんとなくわかるんだけど、
幸一はいつ彼女を好きになったのかな。
いつも人から押されて付き合って、諦められて別れるパターンの人かしら。
なので、彼女ともこれからはちゃんと向き合っていけるとよいね。
彼女がいつ、ケンジ(ハックルベリーの)と終わっちゃったのか。ちょっと知りたい気はするけど。

左東さんの豊川。言いたいこと全部言ったから、おっけーって素敵だ。
さかぐちけんじをぎゅっとしてぼんの筒井さん。
名前の存在だけで笑いを取れる。すごいぞ、っていうか、元は誰でも一緒じゃねーかい?
サンシャイン国際水族館の結婚式場。
ホントにできるらしいですよ。このとぼけた言い方がよいね。

小多田さんのお父さん。
水平線のシーンとても好きだった。ピタゴラスの見切り発車も。
足のケガに気付くところも、若作り発言も。

樹里ちゃん。
幸一のもう一人のお母さん。毎回泣かされてたのよ。
台詞での笑いの部分がもうちょっとがんばれーなんですが(あちょちょーの方)
小多田さんの頬の叩きっぷりは最後までおみごとでした。

井上さんのおんぶとだっこはなかなかすごい。
左東さんが軽いの? いやいや、それだけじゃなかろう。

鍛冶本さんの兄さん大好きっぷりには、なにも言うことがない。

これ観ると、ポテトチップが食べたくなるなぁ。
コーヒーの香りとおじやのにおい。客席まで届いた。
あれ、どれくらい後ろまで届くんだろう。
見るたび幸せだなぁと思う。おじやを食べてる幸一

おかえりなさい。幸一さん。
ありがとう母さん。
そんなラスト。

「ヒア・カムズ・ザ・サン」

ダンスシーンの一列並びのところが好き。白い水平線とかの歌詞あたり。
手を広げて斜めに向きを替えてのところ、いつも大森さんを見てしまう。
気持ちが良いのだ。

アベジョージさんの暗いドラえもんが「しば漬け食べたい」に変わって
多田君に古いって突っ込まれてた。
三浦さんのかわいい変な黄色のカップじゃなくて
怖い変なアゴのあるグレーなカップに変わってた。
相変わらず妄想喫茶は気になります。

岡内さんのカオルちゃんがかわいくてねぇ。
ちょっと席が残念な位置でブランコで手紙を読むシーンが見えなかったけど。
あれってハリーが読み返してたんだね横で。見えない目でもって。
いっつもカオルちゃんばっかり見てて気付かなかったわ。
まぁそういう発見もありかなと。

どっちかというと、ダダ泣きなのは「水平線」なんだけど「ヒア」は噛み締め型で。
泣きのポイントが点在していて一直線ではないんだな。
その日に誰に感情移入して見るかで表情が違う話。
最初に観た時からだんだん変化していった。

これ二時間のお芝居でもよかったんじゃないかい? と思わないでもない。
明日菜と真也の父を思う気持ちとか、輝子とハリーのこととか、
三浦さんと多田君の仕事してないコンビとかもうちょっといろいろ楽しみたかった感じ。
岡田さんのハリーも良かったけど西川さんのハリーも観てみたかったなと
やはり思ってしまうのは仕方がない気がする。
西川さんの代役、想像以上に大変だったと思う。
最初に見た時は本当に岡田さん以外いなかったのと思わないでもなかったんだけどね。
初日に観た時よりずっと岡田さんに役が合わさってた気がする。
まぁ、観る側も西川さんの影を探す見方をしなくなったというのもあるだろうけど。
カオルちゃんのお父さんだった。

ラストの照明が
二人のつないだ手を残して、未来をにおわせて終わる
初日に感じた唐突さはなくなってた。
彼女の気持ちが彼に向いてるの、なんとなくわかったから
この幸福の予感というものは、見ているものの気持ちも弾ませる。

暗転後すぐの「ありがとうございました」阿部丈二さん泣きそうな顔してた。泣いてた?
一瞬声出せないんじゃないかなと思うくらい。つられてちょっと泣きそうだった。

余談。
空港で多田さんの名取が真也一家の明日菜と母に初対面のようだけど
ここで恋が生まれるなら真也の母と名取かなと密かに思ってみたりしてた。
これぞ妄想