精密板金の丸井工業ブログ

精密板金加工の会社を経営。丸井工業を例にして皆さんに分かり易く精密板金加工を紹介するブログ-精密板金の丸井工業ブログ

ステンレス板のエッジ(切断面)処理

2013年11月26日 | 精密板金 加工

精密板金の丸井工業

精密板金の丸井工業

―ISO9001&ISO14001取得 若さとパワーで革新を続ける企業です―


ステンレス(SUS)製シャーシ(箱・ケース)のステンレス板のエッジ(切断面)処理についてです。

神奈川県 横浜市 精密板金 丸井工業(株)公式ブログです。
「精密板金について」「精密板金加工とは」など、精密板金加工全般について丸井工業の事例などを含めて紹介致します。

前回、ステンレスは腐食しにくい材料で光沢もありそのままでも十分綺麗なので表面処理(塗装やメッキ)などをせずに使用されることが多い材料であることを紹介しました。下の写真は1つのラックの中に数多くが収まるサーバー用のシャーシ(箱・ケース)として丸井工業が加工している製品です。このシャーシに加工したエッジ処理を1つの例として紹介致します。ステンレス板は板の厚さが薄くなればなるほどカミソリに近い状態になるので、加工したまま切断面に何も処理をしないと危険です。そこで、人の手や配線などが触れても大丈夫な様にステンレス板の切断面に出来たバリや鋭角な部分を仕上げて取り除くのが一般的な方法ですが、板の厚みが薄くなると仕上げをすることによって切断面がさらに鋭くなって危険になる場合もあります。その様な場合は切断面が表に出ない様に折り曲げて内側に向けてしまう方法(写真A部)と切断面にカバーを付けてしまう方法(写真B部)があります。単純に仕上げただけの切断面とは違い完全に切断面を隠すことが出来ます。


精密板金 丸井工業 加工
▲ 矢印A部とB部がそれぞれ板金材料のエッジ(切断面)の処理をしてある部分です


精密板金 丸井工業 加工
▲ 矢印A部はステンレス板を写真の様に折り曲げてエッジ部分を内側に向けてしまいます


精密板金 丸井工業 加工
▲ 表側は折り曲げた部分が曲面となり手や配線などが触れても安全です


精密板金 丸井工業 加工
▲ 矢印B部白い線の様に見えている部分にはステンレス板の切断面を覆う様にカバーがしてあります

 
精密板金 丸井工業 加工
▲ 白いカバーを横から拡大して見てみるとステンレス板を挟み込む様に切断面が隠れています


おすすめ関連記事:精密板金の丸井工業ブログの「製品例」をテーマにしたブログ一覧

 ブログのランキングに参加しています   
   気に入った記事や参考になったと思った時は応援のポチ(コチラのバナー)→ にほんブログ村 企業ブログへ を押して頂けると嬉しいです。 
   1回のポチで1票が入ります。注)1人1日1票なので日を改めて押して頂ければさらに1票が入る仕組みになっています。

精密板金の丸井工業
公式WEB:http://www.marui-k.co.jp 精密板金の丸井工業へメールe-mail
プロモーションムービー:http://www.marui-k.co.jp/About_the_Company.html#marui_cm
Copyright(C) 2008-2013 Marui Industrial Coporation.,Ltd. All Rights Reserved.(文章・画像の著作権は丸井工業㈱に帰属。無断転載禁止)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« サーバー用・PC用シャーシ... | トップ | ベンダー(プレスブレーキ)... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

精密板金 加工」カテゴリの最新記事