ベンダー加工機のバックゲージについて 写真で見る精密板金加工
おはようございます、丸井工業(株) 専務の井手野です。
板金を曲げる機械の事をベンダーと言っています、プレスブレーキと言う方もいらっしゃいますがどちらでも構いません。
昔は板金の曲げたい位置に線を引き、ベンダーの金型がその線の上に来る様に手で板金を微調整しながら曲げていました (数十年前の話)。
手で曲げ位置を微調整するといった精度の悪い加工から解放されたのが、バックゲージ(突き当て)と呼ばれる曲げ位置を決める補助装置の登場でした、出たての頃は1曲げごとに作業者が機械の裏に回ってハンドルを回して寸法を決めていましたが、現在はプログラムで幾つもの曲げ工程を記憶して自動でバックゲージが移動するので精度と作業性は各段に上がっています。
▲ピンクで数字が書かれている部分がバックゲージ 見やすい様に金型を外して撮影しました。
▲上下の金型をベンダーに取付けた写真です 金型のすぐ後ろにバックゲージが来ています。
精密板金の丸井工業
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