精密板金に直接スペーサーを加工するメリットについてです。
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「精密板金について」「精密板金加工とは」など、精密板金加工全般について丸井工業の事例などを含めて紹介致します。
精密板金加工で作られた板金製品に電子部品や板金部品を取り付ける場合、直接ネジ止めなどで取り付ける方法と部品の間にスペーサーを入れて板金から浮かせて取り付ける方法があります。
スペーサーを使う場合、市販のスペーサーを板金にネジ止めしてさらにそこに部品をネジ止めします。もし一つの製品に何種類も高さの違う物を使う場合、さらにそれが何十本とある場合は大変な作業です。そこで板金に直接スペーサーを加工してしまえばそれらの作業は無くなり組立ての工数を減らす事ができます。
スペーサーは圧入(打ち込み)タイプとウエルド(溶接)タイプの2種類があります。それぞれ板金製品の材質や加工できる範囲などある程度の条件はありますが、大抵の場合問題無く加工が出来ます。ウエルドタイプは自動機を使用、圧入タイプは専用の圧入機を使いどちらも単品からの加工が可能です。
▲ 基板や部品を必要な高さに取り付けたい場合スペーサーを使い固定します (これは圧入タイプ)
▲ 上の写真を裏から撮影 圧入タイプは板金の表面にスペーサーの加工跡が残ります
▲ こちらはウエルドタイプのスペーサー パネルの裏側に直接スペーサーを自動機で溶接します
▲ パネルの表面です スペーサーの加工跡は表面には出ません
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