気ままに

大船での気ままな生活日誌

横須賀のジャカランダ、満開! 

2024-06-10 22:24:53 | Weblog

こんばんわ。

横須賀にもジャカランダが咲いていることを知ったのはもう10年も前だろうか。横須賀の三笠公園に隣接している神奈川歯科大の構内に大木があり、毎年のようによく花を咲かせる。ジャカランダは結構、気まぐれで、たまにしか花を咲かせないものも多い。たとえば、先日、見て来た熱海のジャカランダの原木も今年、初めて(10年来)花を咲かせた。

毎年、花が咲き始めると、ジャカランダまつりが開かれるが、今年は老朽化した建物の解体工事を行う為、中止となった。しかし、工事が行われない日曜日のみ見学可能だという。早速、昨日の日曜日に行ってきましたよ。見事な咲きっぷりでした。

もう先客がいた。

見事な咲きっぷり。満開!

ジャカランダの説明はこれにお任せします。世界三大花木の一つでノウゼンカズラ科。ハワイの日系人にはハワイ桜と呼ばれた。

ジャカランダの子供が二人!冗談ですよ。もう、アガパンサスが咲いています。

もう一か所、ここから直ぐの図書館前に二本あるが、そのうち一つが花盛り。ここの木がこんなに咲いているのを見たことがない。熱海の原木もそうだったから、今年はジャカランダの当たり年かも。

お見事!

さらにこの近くにジャカランダの若木を2本、見つけた。その一つは花をつけている。うれしい発見だった。これで併せて5本!

大満足して、大学の裏門を出た。隣接して三笠公園がある。名前の通り、日本海戦で活躍した戦艦三笠が保存されている。艦内も見学できる。

戦艦三笠の前には東郷平八郎元帥の像。そういえば、この春、府中市の東郷寺の5本の枝垂れ桜を初めて見た。東郷元帥を開基とする寺である。

公園には紫陽花や百合が咲いていた。

驚いたのは、隣接する神奈川歯科大の生垣からジャカランダの花が覗いていたことである。

二本はあったので、併せると構内に7本もあることになる。ラッキー7!来年からはここのジャカランダも忘れないようにしよう。

地元の鎌倉には長谷寺のあじさい山にしかない。それもあまり咲かない系である。女優の内藤洋子さんの実家の庭にもあったが、2011年の嵐の塩害で枯れてしまった。大船フラワーセンターでは今年初めて鉢植えのジャカランダを見た。これが地植えされるといいのだが。

熱海のジャカランダも見たし、横須賀のジャカランダ・ブルーも見た。今年は満足。あとはドジャーブルーの大谷選手の活躍を祈るだけ。対ヤンキース3連戦は不発に終わった。そろそろ、ジャカランダのように6月攻勢の花をいっぱい咲かせたい。

では、おやすみなさい。

いい夢を。


舌ヒデ子展より

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小田原城の紫陽花と花菖蒲

2024-06-09 21:34:06 | Weblog

こんばんわ。

小田原城の東堀には約1万株の花菖蒲苑がある。そして向かいの斜面には約2500株の紫陽花が植栽されている。ほぼ同時に咲くので、最高の見頃に出会うと見事なものである。

昨日、そろそろ、いいかなと、小田原に向かった。お城の箱根口から入ると、まず、常盤木橋手前の花菖蒲苑が現れる。ここは早咲き系らしく、たいていの年は、終わりかけているのを見る。しかし、この日はちょうど見頃。こんなことはめったにない。ということは、赤い橋の向こうに拡がる大きな菖蒲田はまだ咲き始めか。ちょっと心配になる。

 常盤木橋を渡ると巨大な 常盤木門。城内でもっとも堅固な門で、本丸正面に位置する。多門櫓と渡り櫓から構成される枡形構造の門である。

この門をくぐると小田原城。復興天守。

常盤木橋に戻り、橋の向こうに拡がる菖蒲田と斜面をみてみよう。予想通り、花菖蒲は一部の区画が見頃のようだが、多くは咲き始めといったところ。

斜面の紫陽花はまずまずといったところ。

紫陽花道を歩いてみよう。

まずはドジャーブルーから(笑)・

いろいろな品種が咲き誇る。

先ほどの常盤木門の櫓が見える。

花菖蒲苑に目を向けると、この区画は見頃のようだ。

花菖蒲苑から斜面の紫陽花を見る。遠くに常盤木門の櫓

常盤木橋を向こうに。

小田原城天守を背景に。

帰り道、いつものアナベルにもご挨拶。

少し、早めだったが、まずまずの紫陽花と花菖蒲を見ることができた。

ドジャーズ、ヤンキースに11対3で、46年振りの歴史的大勝。接戦だった前半に、大谷、貴重なタイムリー・ヒットを放つ。しかし、16号ホームランは明日の最終戦に持ち越された。一方、ヤンキースのジャッジは22,23号と連発し、ホームランキングレースのトップを行く。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

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長谷寺のあじさい山も花盛り 山本由伸、ヤンキースを圧倒

2024-06-08 19:47:37 | Weblog

こんばんわ。

鎌倉の紫陽花はあちこちで見頃に入っていますが、昨日の長谷寺のあじさい山も花盛りです。明月院が姫紫陽花オンリーの”明月院ブルー”なら、ここは40品種、約2500株という華やかさで、言ってみれば”長谷寺十色”か。

あじさい山の入り口には長谷寺オリジナルの品種の鉢植え紫陽花が花盛り。

その向こうにあじさい山の入り口。20分待ちで登ることができた。

あじさい山道を登る。若手が多い。我は最年長か、転ばぬように。

紫陽花の海を泳ぐ。

山の上まで行くと由比ガ浜が見られるのがうれしい。鎌倉は海があるからいいねとどなたかの声。

いろいろの品種がある。紫陽花の十人十彩。ついパチリパチリ(笑)。

花より別嬪さん(笑)。言葉から韓国美人。

この山にジャカランダが一本ある。今年も咲いていない。咲いているのを見たのは一度だけ。

いよいよ最終コーナーへ。

スタート地点の経蔵が下に。

今年も素晴らしい長谷寺のあじさい山でした。来年もぜひぜひ。

紫陽花の頃、必ず咲いてくれる竹林のせんのう(仙翁)。松本仙翁か。

紫陽花の頃、いつもは消えているイワタバコ、今年はにっこりと。今季最後の姿を。

山本由伸、ヤンキースを圧倒

今朝のドジャーズ対ヤンキース戦、素晴らしい試合でしたね。山本由伸投手はヤ軍の強力打線に対し7回2安打、零封という快投。大谷16号がほしかったが、援護点がなく勝利投手にはなれなかった。しかし、延長戦に入り、ドジャーズは8連勝中のヤンキースを突き放す。まるでワールドシリーズのような緊迫したいい試合だった。山本由伸投手、今季最高のピッチングで米国メディアも激賞。509憶円契約の宣伝通りの凄さ、まさにエースだと。あと2試合ある。今度は大谷のホームラン攻勢でヤンキースを連覇したい。

カルガモ日誌(2)7羽の子ガモ、元気です!

では、おやすみなさい。

いい夢を。

今夕は三日月です。

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東御苑の花菖蒲、見頃に

2024-06-07 10:47:53 | Weblog

おはようごさいます。

昨日、大谷が怪物ルーキーから15号をかっ飛ばした勢いで東御苑に飛んだ。ときは令和6年6月6日のエンジェルナンバーを背負って二ノ丸庭園の前に立つと、そこは天使が舞う花園であった。花菖蒲苑。

ちょうど見頃。

”八橋”も。

どれも天使のよう。

さすが皇室の管理。手入れがいい。

ドジャーブルーもいいね。今日の(7日)大谷はまだ一発が出ない。

白もいいね!

大手町のビル群を入れて。

二ノ丸庭園の池にはコウボネの黄色い花がいっぱい。

岩の上には外国人がいっぱい。

ちょっと期待していた瀧の傍のイワタバコはまだだった。去年は山百合が咲き始めた頃。7月はじめにまた、来ましょう。

ついでだから、三の丸尚蔵館の皇室のみやび展4期を再度、見てきました。

若冲の人気は相変わらず。

前ブログに載せていなかったニ作品をここに。

横山大観の朝陽霊峰

並河靖之 七宝四季花鳥図花瓶 1900年パリ万博に出展された並河の最高傑作と言われている。息を飲むような美しさ。

そうそう、夏椿が咲き始めました。頬紅をつけたようなかわいい花。

大谷選手は今日は1安打のみだが、チームは勝つ。明日がヤンキース戦。山本由伸先発、見逃せない。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

 

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大谷、怪物ルーキーから15号! お祝いに青い紫陽花

2024-06-06 10:44:31 | Weblog

おはようございます。

今日のパイレーツ戦は、怪物ルーキー、スキーンズ(22)が先発するというので楽しみにしていた。全米も大谷との対決を注目していたようだ。なにせ、全米ドラフト1位投手。カリフォルニアの高校生の頃に大谷の試合を見て、感動し、大谷のように二刀流の選手になりたいと思ったそうだ。その後、22歳でドラ1でパイレーツに入団し、二刀流というわけにはいかなかったが豪速球投手として早くも活躍している。そして、今日、ドジャーズ入団1年目の憧れの大谷選手との対決となったわけだ。

第一打席は3球連続直球で空振り三振と大谷をきりきりまいさせる。そして第二打席も真っ向勝負で大谷にフルカウントからの6球目、161キロの豪速球を投げ込む。大谷がフルスイング。ボールはバックスクリーンへ。時速170キロの豪快弾となった。パワー対パワーの見応えある対決だった。

大谷15号

でも試合は負け、スキーンズが勝利投手。両者にとって、きっと思い出の試合になることだろう。

大谷15号でいよいよ6月攻勢の狼煙を挙げた。折しも6月は紫陽花の季節。お祝の花束を贈りましょう。昨日、見て来た北鎌倉古民家ミュージアム庭園の紫陽花と屋内の紫陽花の芸術品。ドジャーブルーの紫陽花を中心に。

ドジャーブルー色の紫陽花

紫陽花文の茶碗

あじさい猫

紫陽花妃

大谷15号、スキーンズ3勝目。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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皇室のみやび展(第4期)三の丸尚蔵館 

2024-06-05 21:08:22 | Weblog

こんばんわ。

東御苑の三の丸尚蔵館は昨年11月にニューアルオープンしたが、その記念展として”皇室のみやび─受け継ぐ美”を4期に渡り、開催している。そして、最終期となる4期展(三の丸尚蔵館の名品)がこの5月21日から開催されている。ぼくは1,2,3期展とも見ているが、4期展も初日に出掛け、全制覇した(笑)。各期、見どころ満載だが、とくに1期と4期は三の丸尚蔵館ご自慢の名品が展示された。1期、4期共に展示された国宝・動植綵絵(30幅中4幅、若冲)と国宝・春日権現験記絵(巻一、高階隆兼)、これに国宝・唐獅子図屏風(狩野永徳)が加わるという豪華なものである。さらに重文・萬国絵図屏風も珍しい名品である。

リニューアル以前の宮内庁所属の三の丸尚蔵館は撮影禁止だったが、東博と同じ独立行政法人になったためか、撮影が自由になった。喜ばしいことだ。是非、今後も続けてほしい。

ということで、主要な作品はカメラに収めることが出来、それらをもとに記録しておこうと思う。順不同だがおおむね見た順である。

国宝 若冲・動植綵絵 全部で30幅あるが、1期展で前後期併せ8幅、4期展で4幅、合計12幅見たことになる。もちろん、懐かしの若冲展(東京都美)では30幅全部、2回、見ている。若冲の動植物への眼差しは、「山川草木悉皆成仏」(生きとし生けるもの全てに仏が宿っていること)思想が感じられる。

老松孔雀図 

諸魚図 

蓮池遊漁図

芙蓉双鶏図 

酒井抱一 花鳥12ヶ月図(内4図)江戸琳派の酒井抱一の名品。

二月 菜の花に雲雀図

三月 桜に雉図

十月 柿に小禽図

十一月 芦に白鷺図

国宝 《春日権現験記絵》巻一 高階隆兼 鎌倉時代 延慶2年(1309)頃 1期(後期)では、ぼくの好きな巻十九の”雪の御笠山と春日奥山”を見ることが出来た。

国宝 《唐獅子図屏風》 狩野永徳 桃山時代(16世紀)

右隻は狩野永徳(1543~90)桃山時代(16世紀)

左隻はのちに、狩野常信(江戸時代、17世紀)が制作。一双として伝わる。明治21(1888)年に毛利元徳より献上。

双鶏置物(戸島ほか、大正時代、漆塗、蒔絵)

閑庭啼鶴 九重ノ庭之図 刺繍屏風(高島屋呉服店制作)昭和3年 昭和3年大礼奉祝のため京都市長より献上。

刺繍での制作。とても華やかに見える。

重文・萬国絵図屏風 江戸時代17世紀 紙本着色(オランダの銅版画の技法を学んだ日本人が描いた)

右隻(8人の王侯騎馬図とポルトガル地図、28の都市図)

左隻(世界地図と諸国の人物図)

カエリウスの壁掛け世界地図に基づいていて、制作当初は世界一正確な地図だったようだ。

屏風の構成図。

三の丸尚蔵館。江戸時代と現代の建物に挟まれる。

明日、東御苑の花菖蒲見物がてら、また、三の丸尚蔵館にも寄る予定である。シニアは無料なので助かる(笑)。

カルガモ日誌(1)

二日前、駅へ向かう途中、川でカルガモ母子を見つけた。雛が7羽もいた。今日も帰り道、見つけ、写真を撮ったので、今年のカルガモ日誌を始めたいと思う。カラスと蛇に気を付けて!

一羽も減らないで!

では、おやすみなさい。

いい夢を。

今朝の日の出前の細い月。明日が新月(朔日)。すぐ雲隠れ、幸運だった。

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熱海のジャカランダ・ブルー ブラボー!

2024-06-04 21:34:33 | Weblog

こんばんわ。

昨日の明月院ブルーも素晴らしかったが、今日の熱海のジャカランダ・ブルーもまた、ブラボーだった。

毎年、かまくらの紫陽花の咲く頃、熱海のジャカランダを見に行く。もう10年ほどつづいているが、今年のジャカランは、格別。なにせ、姉妹都市記念にポルトガルの力スカイス市から贈られたという原木の花を初めて見たのだから。1990年に栽植された大木なのだが、ぼくが初めて知った2013年以来、一度も花を魅せてくれていなかったのだ。11年目の開花、こんなうれしいことはない。70代最後の年に魅せてくれました。だからブラボー!である(笑)。加えて、昨年、初めて出会ったピンク色のジャカランダ(日南ピンク)も見頃で再会できた。

熱海駅からバスで、数分のバス停、”お宮の松”で降りると、ジャカランダ遊歩道の入り口がすぐそこだ。ここからサンビーチまで海辺に沿ってジャカランダの並木がつづく。ここの並木は幼木の頃から知っている。平成24-25年にお宮緑地ジャカランダ事業というのがあったのだが、ぼくは2013年(平成25年)6月26日にここを訪れている。事業は完成したばかりで、そこで、幼木が花を咲かせているのを初めて見た。

ジャカランダ遊歩道の入り口は濃いピンクのブーゲンビリアのアーチ。

植栽11年目の若木の並木道。

かなり咲いている。

世界三大花木のひとつで、ノウゼンカズラ科に属する。花がノウゼンカズラに似ている。

途中にお宮の松(左端)と尾崎紅葉の金色夜叉の碑。

真っ赤なデイゴとカンナ。

その近くにピンク色のジャカランダが1株だけ咲いている。

”日南ピンク”という名の園芸種らしい。

紅一点。

そこから直ぐの通り沿いに、1990年、カスガイ市から贈られたジャカランダの原木がある。35年も経つので大木である。

反対側から。

結構咲いている。初めて見るので、ついブラボー!

ジャカランダ遊歩道はつづく。

出口もブーゲンビリアのゲート。ここで記念撮影。

ジャカランダはサンビーチ沿いにもある。

そして、街道沿いにもいくつも。工事中の旧渚ホテル前のジャカランダの木は毎年、よく咲く。

ブラボー!

近くに、キング・プロティアの花。南アフリカ原産。ブラボー!

この二月に糸川沿いの熱海桜を見に来ているが、この時期にその川沿いのブーゲンビリアを見るのも楽しみ。

満開!

赤とピンクの二種類。

ブラボーな一日でした。来年も是非!

では、おやすみなさい。

いい夢を。

ようやく、熱海駅ビル内に熱海富士の看板が立った。


熱海富士まんじゅうも新発売!ごっつぁんです。

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明月院ブルー、見頃へ 花菖蒲はまだ三分ほど

2024-06-03 21:05:15 | Weblog

こんばんわ。

鎌倉の紫陽花寺として名高い明月院。境内に約2500株のヒメアジサイが色づき始めると、境内は青一色に染まる。この風景を誰れ言うことなく、”明月院ブルー”。うっすらと青に染まりはじめ、次第に青の濃さを増してゆく。どの青が好きか、人それぞれだから、見頃の時期も人それぞれ。ぼくは染まりはじめの空色のような青が好き。だから、今日をぼくの見頃開始とした。

山門へつづく道

山門側から。

山門脇の姫紫陽花。

風の小径

竹林前

総門前

花想い地蔵さんも姫紫陽花が好き。

本堂裏の花菖蒲苑

紫陽花の頃は本堂裏の花菖蒲苑も併せて見たい。青紅葉のきれいな庭園。さて、花菖蒲はどうか。

手前の白砂絵も見逃せない。亀が一匹砂山へ。

亀の足跡まで描いている丁寧さ。

花菖蒲は三分か、四分かという感じ。あと1週間。

明月院ブルー(笑)。

花菖蒲苑はもう一度、見頃のころに来よう。

明月院グリーンもうつくしい。

うれしかったこと。イワタバコが花菖蒲苑の岩壁でいくつも花開いていたこと。

これも明月院ブルー!

こちらも見頃ですね。

花菖蒲とツーショット(笑)。

すばらしい明月院ブルーでした。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

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テルマエ展 お風呂でつながる古代ローマと日本 

2024-06-02 21:29:49 | Weblog

こんばんわ。

パナソニック汐留美術館で”テルマエ展・お風呂でつながる古代ローマと日本”が開催されている。テルマエといえば、ヤマザキマリのコミック『テルマエ・ロマエ』が原作の、阿部寛 、上戸彩 主演の映画(2012年)は見ている。とても面白かったので、この展覧会も面白いに違いないと足を運んだ。

映画では、浴場設計師のルシウス(阿部寛)が、ふとしたきっかけで現代の日本にタイムスリップし、日本の洗練された風呂文化に感動し、また古代ローマに戻り、斬新な浴場づくりに邁進するのだが、本展でも古代ローマの大浴場(テルマエ)の文化だけではなく、日本の入浴文化にも首を突っ込む。

第3,4章で、写真撮影が許可され、ナポリ国立考古学博物館所蔵の彫刻”恥じらいのビーナス”、フレスコ画、”ヴィーナス”など貴重な作品をカメラに収めることが出来る。ここでは、それらを中心に紹介したい。

次のような章立てになっている。

序章:テルマエ/古代都市ローマと公共浴場
第1章:古代ローマ都市のくらし
第2章:古代ローマの浴場
第3章:テルマエと美術
第4章:日本の入浴文化

序章:テルマエ/古代都市ローマと公共浴場

ローマで最初のテルマエ(大浴場)は、初代皇帝アウグストゥスの右腕のアグリッパによって建設された(前25年)。その後、ネロ帝(60-64年頃)、ティトゥス帝(80年)、トラヤヌス帝(109年)らにより大規模なテルマエが建設された。今も遺構がよく残されているカラカラ帝によるカラカラ浴場(216年)はよく知られる。

カラカラ浴場(ローマ)僕も20年ほど前、訪ねている。壮大な遺構である。

「カラカラ帝胸像」ナポリ国立考古学博物館(212-217)

第1章:古代ローマ都市のくらし

古代ローマの大都市には、政府高官、貴族、商人、職人、労働者、奴隷たちなど多様な人々が住むが、貧富の格差が目立つようになる。皇帝たちは大衆の不満を解消しようと、食糧の施与や娯楽の提供を行なった。テルマエもその一つ。庶民たちは、毎日の仕事のあとテルマエに通い、楽しんだ。

ヘタイラ(遊女)のいる饗宴 ナポリ国立考古学博物館 1世紀

剣闘士小像 ナポリ国立考古学博物館

第2章:古代ローマの浴場

テルマエのルーツは、古代ギリシャの運動施設の水風呂、医療行為として神域に設けられた入浴施設である。ローマ人は、それらを大衆の娯楽のために、驚くほどの規模へと変貌させた。テルマエは単なる体を洗う場所ではなく、身体を動かし、汗を流し、多くの人と交流して、心身の健康を保つための場所に変わってゆく。種々の浴室のほかに、運動場やいくつもの娯楽部屋が付随していた。紀元前19年にはウィルゴ水道が敷設され、大規模な正真正銘のテルマエがつくれるようになった

「アポロとニンフへの奉納浮彫」ナポリ国立考古学博物館 2世紀

「ストリギリス(肌かき器)」ポーラ文化研究所 前3~前1世紀

 

金製指輪とライオン頭部形の吐水口

銅製把手付ガラス壺とゴールドバンド装飾瓶

第3章:テルマエと美術

ローマの大規模なテルマエには、数多くの大理石彫刻も飾られ、皇帝や浴場の建設者の肖像のほかに、神々の像や古代ギリシャの有名作品のコピーが壁面のニッチや円柱の間の台座の上に並んでいた。主題は浴場にふさわしいものが選択された。この会場は撮影が許可されている。

「恥じらいのヴィーナス」ナポリ国立考古学博物館 1世紀

ヴィーナス(フレスコ画)ナポリ国立考古学博物館

「牧神頭部」石橋財団アーティゾン美術館 1世紀

「海から上がるヴィーナス」ナポリ国立考古学博物館 1世紀

ヘラクレスのトルソ(個人蔵)

ヘラクレス小像 MIHO MUSEUM 前1~後2世紀

カラカラ浴場模型

第4章:日本の入浴文化

日本の入浴は、天然の温泉と、人工的な入浴施設に分けられる。温泉は古くから地域の住民によって利用され、戦国時代には、武田信玄の隠し湯のように、武将たちが療養のため温泉を利用された。また、人工的な入浴施設は、はじめ、仏教の寺院内につくられ、汚れと穢れを清める場として広まってゆく。江戸時代には街中に湯屋が整備され、お湯につかるという現代にいたる入浴のスタイルが定着する。こうした日本の入浴に関する美術品や資料が展示されている。

肌競花(はだくらべばな)の勝婦湯 豊原国周

入浴を楽しむ江戸のご婦人。

江戸名所百人美女・御殿山 歌川国貞

江戸時代後期の湯屋模型(三浦宏)

中将湯温泉の看板 ”中将湯”はツムラ順天堂が創業当時から発売している婦人病の薬。これを湯に入れている温泉が好まれた。

明神湯 大田区にある昭和32年創業の銭湯。震災後の銭湯建築の典型。

宣伝入りです(笑)。

近代の入浴文化

とても楽しいテルマエ展でした。

山本由伸、好投、6勝目。大谷、通算100盗塁&高速ヒット

100盗塁!

高速ヒット。6月攻勢の魁。明日、15号、16号、連発なるか。

では、おやすみなさい。

いい夢を。


テルマエ映画の一場面。お相撲さんも出演した。

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六月初めの浄智寺 イワタバコ、ユキノシタ、トキワツユクサ、八重ドクダミ

2024-06-01 22:30:58 | Weblog

こんばんわ。いよいよ六月ですね。大谷のいつもの六月攻勢のしょっぱなに豪快な一発を期待していたが、今日はノーヒット。でも、よく考えると、現地時間は5月31日。大谷15号は明日ですね。

野球見物のあとは北鎌倉花散歩。今の時期はやはりイワタバコ。東慶寺の群生が有名だが、隣りの浄智寺のイワタバコも見逃せない。数か所に群生しているが、まずは狸さんの岩壁へ。

さらに左に進む岩壁にも。

五分咲きくらいか。まだ1週間くらい魅せてくれそう。

もうひとつは布袋さまの岩壁。

その先の石の祠の周囲の岩壁。

こちらの方がよく咲いている。

布袋さまも大喜び。でも、左手前にあったイワタバコが消えていたのは残念。

ほかにも細かい花々がいっぱい。

ユキノシタ

トキワツユクサ。

”頼朝の墓”の近くにトキワツユクサの大群落がある。しばらく見ていない、そのうち訪ねてみよう。

八重ドクダミ、発見!ここでは初めて見る。

どんどん増えて!

ホタルブクロは毎年、見ている。増えているかな。

細かい花といえば、浄智寺入り口付近の民家の垣根沿いに三時草(ハゼラン)の花が咲いていた。名の通り、3時頃、咲き始める。今季初見!

東慶寺にも寄ったが、境内中央の岩壁のイワタバコの群落はすっかり衰えてしまった。でも石段を登った用堂尼の墓のあるヤグラには大きな群落がある。こちらはよく咲いていた。去年から境内撮影禁止なのは残念。八重ドクダミの群落もすっかり衰えた。やはりカメラを向けられないと植物も張り合いがないのだろう(笑)。

東慶寺のキンさんギンさんと呼ばれ(ぼくだけかもしれないが)、親しまれていた金木犀と銀木犀の大木がいなくなっているのには驚いた。境内整備ということだが、どこかに植え替えしたのだろうか。

在りし日のキンさん、ギンさん。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

浄智寺書院

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